もしかしてあなたは、カイカコインに密かに期待していませんか?
カイカコインは、金融庁がホワイトリスト認定しており、日本の取引所フィスコに上場しています。そのため、日本国内でカイカコインの取引ができます。
今回はそんなカイカコインについてどのような仮想通貨で、将来どうなっていくのかを書きました。
この記事を最後まで読んでいただければ、カイカコインについて詳しく知っていただけるでしょう。
特徴
株式会社カイカが発行
カイカコインは、株式会社カイカが発行した仮想通貨です。ブロックチェーンを利用した仮想通貨ですが、カイカが管理しているため中央集権的な仮想通貨と言えます。
カイカの親会社であるフィスコはzaifを運営するテックビューロ社と業務提携を結んでおり、ブロックチェーンやフィンテックに強い会社と言えます(2018年6月時点)
株式会社カイカとは?
株式会社カイカはフィンテックを扱う会社です。
もともと、中国人留学生がインテグレーターとして初めて会社で、ジャスダックに上場しています。2014年に経営が悪化したものの、2015年に株式会社ネクスグループが買収し、その後黒字に転じました。
また、zaifを運営するテックビューロ社と共同でCOMSAの開発を行なっており、ブロックチェーンにはそれなりに精通している会社と言えます。
発行目的
カイカコインは、株主に仮想通貨を身近に感じてもらうために株主優待券として発行したとIR(投資家向け広報)で述べています。
また、カイカコインは、カイカや親会社のフィスコグループ、グループ企業のネクスグループが提供するサービスや商品の購入に使用できます。
将来性
カイカの株価とカイカコインの価格は連動しない
カイカの株価と、カイカコインの価格のチャートを見ていただけるとわかるように、株価と価格の連動は見られません。
いくつかのwebサイトでは、カイカの業績が上がれば、カイカコインの価格も上昇するというような記述がありますが、少し疑ったほうが良さそうです。
もちろん、カイカの業績が向上し、それに伴ってカイカコインの用途や需要が上がれば価格上昇は期待できますが、カイカの業績が向上しただけでカイカコインの価格に影響するということは考えにくいでしょう。
そればかりか、カイカが不祥事や業績の悪化を示せば、カイカコインを手放す人がいるかもしれません。そうなるとカイカコインの価格は下落します。
もしもの話ですがそういったリスクはしっかりと理解しておきましょう。
取引量が少ない
カイカコインは取引量が少ないため、普段はほとんど価格変動がありません。逆に、大きな買いが入ると一気に価格が上昇します。
ただ、大きな買いが入るときは、大手の投資機関が購入することが多いです。そのため、投資機関がカイカコインの将来性を見込める材料や情報などが存在する必要がありますが、今の所そういった買い材料が少ないのが現状です。
カイカが用途を生み出せるかが鍵
カイカコインの将来は、カイカが用途や需要を生み出せるかが鍵になるでしょう。なぜなら、カイカコインは現状ほとんど使い道がないからです。
発行したものの、何に使えるのかわからず消えていった仮想通貨は多数存在します。そういった仮想通貨と同じにならないように、カイカが用途を生み出していく必要があるでしょう。
しかし、カイカコインには、消えていった仮想通貨とは違い、すでにある程度認知があることは大きな強みになるでしょう。
株式会社カイカはジャスダックに上場している企業で、IRや広報を出せば、多くの人に情報を届けることができます。
その点でいうと、他の仮想通貨よりもマーケティングや告知に関しては有利であると言えます。
まとめ
カイカコインの特徴と将来性をまとめると以下の通りです。
・株式会社カイカが発行
・フィスコ、カイカ、ネクスグループの一部商品を購入可能
・カイカが株主優待として配布
・株式会社カイカの株価とは連動しない
・大きな買いが入れば一気に価格上昇する可能性がある
・カイカが用途を生み出せるかが鍵になる
カイカコインの特徴と将来性を見てきました。現状ではなかなか将来性が豊かな仮想通貨だとは言えません。
ただ、カイカコインを発行する株式会社カイカはフィンテックやブロックチェーンを扱う企業ですので今後、カイカが成長していけばカイカコインの需要が向上することも考えられます。
購入方法
カイカコインは国内取引所フィスコが取り扱っています。
フィスコはカイカコインの他に、ネクスコイン(特徴・詳細をみる)やフィスココイン(特徴・詳細をみる)など、国内ではFISCO取引所のみが取り扱っている仮想通貨が多くあります。
カイカコイン以外の草コインを知りたい方は一度登録すると良いでしょう。