ウォレットを使用しようとしている人の多くは、仮想通貨の送受信を高頻度で行ったり、多くの資産を持っていてセキュリティを気にしている人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、ハードウェアウォレットは15000円〜20000円で高価だし、海外アプリは種類が多いけど取っ付きずらいと思っている方は多いはず。
そんな時にぜひ、使っていただきたいのが次世代のウォレットアプリGincoです。この記事では、ウォレットアプリGincoについて、特徴から細かいQ&Aまで、具体的に解説いたします。
目次
Ginco(ギンコ)とは
※現在iPhone版のみ 2018年下半期にAndroid版がリリースされるみたいです。
Gincoとは安心・安全の次世代仮想通貨ウォレットです。デザインが洗礼されていて、とても使いやすく、またセキュリティにも優れています。
今後はウォレットだけではなく、様々な機能が搭載され、仮想通貨のハブとなるプラットフォームを目指している先進的なアプリです。
整理して特徴をお伝えすると、大きく4つあります。
- 最先端の使いやすいデザイン
- 高水準のセキュリティを実現
- ウォレットのみならず様々な機能を使用できる
- Ginco内限定のAirdropに参加できる
1.最先端の使いやすいデザイン
1-1.わかりにくい操作から解放される
Gincoは、誤作動をも引き起こさないシンプルなデザインのアプリです。技術もさながら、最近着目されているデザインの力でウォレット普及を図っています。
仮想通貨の送受信もQRコードを使ってわかりやすく簡単にできます。宛先アドレスを間違う、バックアップキーを紛失したり忘れたりすることも心地の良いUIによって防げます。
こんな感じです
– 並べ替えもできます
– 表示オンオフもできます#ginco #ERC20 #Ethereum pic.twitter.com/GhtWwPZGAB— Fussa (@fussa_2323) 2018年3月15日
1-2.洗礼されたデザインを
情報過多な現代において必要とされるサービスは、こうした情報をスッキリとわかりやすくデザインに落とし込まれたGincoのようなアプリでしょう。
したがって、日本で主流となる仮想通貨ウォレットアプリはGincoで決まり。と言ってもいいほどにデザインが洗礼されています。
2.高水準のセキュリティを実現
2-1.クライアント型方式のウォレットとは
Gincoは、ユーザの端末にしか資産へのアクセス権を置かないクライアント型方式のウォレットです。
ただのソフトウェア型のウォレットとは異なり、ユーザーの端末からしかアクセスできなくすることで、強いセキュリティを実現しています。
参考Gincoのセキュリティについて – 株式会社Ginco
2-2.ユーザーが資産のコントロール権を持っている
公開鍵
銀行口座番号のようなもので、誰かに知られても大きな問題はない
秘密鍵
金庫の番号のようなもので、知られてしまうとかなり危険
仮想通貨をスマホで管理するメリットは、ハッカーにとってのメリットの低さが挙げられます。それぞれ個人がスマホで管理すれば、ハッカーが個人に対して資産を狙ったところで、リスクのわりに、リターンが知れています。
しかし、取引所のサーバで秘密鍵を一元管理する仕組みでは、「巨額の資産があること」を確実にハッカーに知られてしまうでしょう。
そこでGincoのような、クライアント型のウォレットであれば、ハッキングのコスパが悪く、資産を狙われるリスクが大きく下がるわけです。
2-3.分散型セキュリティシステムを運営する会社とも提携予定
仮想通貨取引の安全性を高める分散型システムを開発するSentinel Protocolとパートナーシップ連携。
2018年9月をめどに、仮想通貨の不正アドレスを検知するシステムの導入する予定です。
ハッキングや詐欺に対して、リアルタイムに対処しつつ、永続的に分析してくれるSentinel Protocolのシステムと提携が済めば、より安心してGincoのウォレットを使用することができるでしょう。
3.ウォレットのみならず様々な機能を使用できる
Gincoの一番大きな特徴は、ただお金を保管するウォレットでとどまらず、取引所、DEX、DAppsプラットフォームの搭載、他さまざな通貨に対応できるように開発を進めています。
これらが実現すれば、今後は仮想通貨の全ての役割の中継役を担うハブとなることでしょう。
3-1.Ginco 今後のビジョン
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2018年7月
分散型取引所(DEX)の搭載
DappsプラットフォームとAndroid版アプリから、様々なブロックチェーンゲーム、アプリケーション を利用できるようになります。
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2018年Q3
DAppsプラットフォームの搭載
また、同時期にAndroid版をリリースします。Androidユーザーの方にも、Gincoをご利用頂けるようになります。
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2018年Q3-Q4
XRP, NEO, LISKなどの取扱い開始
リップル (XRP)、ネオ(NEO)、リスク(LISK)などの主要な仮想通貨をGincoで管理できるようになります。
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2018年 年内
法定通貨からの入金に対応
法定通貨をワンストップで仮想通貨に交換できるようになります。
3-2.ブロックチェーン時代の「銀行」を目指して
ブロックチェーンによって様々な資産や価値がトークン化されていく社会のハブになります。
まずは、安全にデジタルアセットを管理できる場を提供し、そしてそこからDEXやDAppsと呼ばれるような利用のシーンを抑えていきます。(=DAppsやDEXなどブロックチェーン技術を有効活用した分散型のサービスへアクセスできるよう)
日本発、世界に通用するウォレットアプリケーションを作っていきます!
Ginco森川社長
資産管理において今後の予定としては、
- 資産の状況を把握するポートフォリオ機能
- 仮想通貨同士を交換する両替機能
- 法定通貨から仮想通貨を購入する機能
これらが使えるようになる、としています。
4.Ginco内限定のAirdropに参加できる
特定の条件を満たせば、無料で仮想通貨を貰うことができるAirdropイベントに、Gincoのウォレットアプリを使うと参加することができます。
例えば、EOSを保有していると、eosDACトークンが配布されるイベントに参加することができます。
4月15日午前10時に、Ginco内でEOSトークンを100EOS以上所有していること。
EOSを100単位以上保有していること
Gincoのような秘密鍵を管理できるウォレット内でEOSを保有していること
配布量
保有するEOSトークンと同量のeosDACトークンが配布されます。
今後もキャンペーンを随時行うと思います。ダウンロードして、所定の条件にさえ満たしていれば、無料でイーサリアムやビットコイン、ビットコインキャッシュなどの通貨が手に入りますよ。
Ginco | その他Q&A
- Qウォレット以外の事業展開ってあるの?
- A
前述した通り、(DEX)の搭載やDAppsプラットフォームの搭載を控えております。
また、Gincoは今後、Wallet以外にもデビットカードとしての利用も計画されています。 - Q分散型取引所(DEX)が搭載されることが何が起こるのですか?
- A
bitFlyerやZaifといった取引所は、管理主体がある中央集権型取引所です。
それに対し、DEXは取引を管理する主体がなくても機能する、ブロックチェーンを活用して個人同士で取引を行うことが可能な取引所になります。 - Q.日本語ウォレットアプリ「Bread」とどう違うのか?Breadは120ヶ国以上で利用されている今、最速で成長しているビットコインウォレット。
- A
Gincoは日本語でサポートを提供でき、どこから(どのアプリやサービスから)の入金や送金か、履歴が事細かに記録されるのも特徴。
アプリ上でのユーザ認証(バックアップキー)に、ユーザ ID やパスワードではなく複数の質問に対する回答(日本語12単語)が使われます日本でも一時期人気を呼んだアプリ「アーキネータ」に似た個人を特定する仕組みと同じで、この仕組みを採用しています。 - QGincoが他のスタートアップと違う点は?
- A
Gincoでは、なるべく外部サービスやサードパーティのサービス API などに依存せず、スクラッチでアプリを作り上げています。
スクラッチで作り上げるには工数的にもスケジュール的にも困難を伴います。
しかし、Gincoはこの不確定要素を排除することで、将来のことを見据えた安定かつ安全な環境を担保しているそうです。 - Q仮想通貨市場が縮小していますが?
- A
GINCOは着々とプロジェクトは進めています。今後は、取引所経由だけでなくDAppsを通したトークンの獲得も増えていきます。そうなった際に、ウォレットは力を発揮してくると考えています。 UI/ UXに力を入れ、誰もが簡単にDAppsゲームやトークンの使用がスムーズにできる世界を目指しています。 - Qウォレットアプリに見える課題は?
- A
利用者がウォレットに資産を預けるというめんどくさいハードルをどう乗り越えさせるか。そのハードルを低くするために、常に良い物を提供し、積極的に啓蒙活動もしていきたいです。ぜひ、一度ダウンロードするだけでもどうぞ。
次々とパートナーシップ提携!
ウォレットサービスを提供する株式会社Gincoとパートナーシップ締結。
8月以降実装予定のGinco DApps Platform機能上で、Etheremonをはじめとする様々なDApps(ゲームやSNSなど)が利用できます。
特にパートナーとなったEtheremonはGinco独自のUIが提供されます。
詳細:https://t.co/7MZfWbgaFr pic.twitter.com/vK1aULqwRx
— *公式* Etheremon Japan (イーサエモン ジャパン) (@etheremon_ja) 2018年5月9日
ウォレットアプリGinco対応銘柄
現在13種類
Ethereum、MONAcoin、Bitcoin、Bitcoin Cash、DigixDAO、TRON、OmiseGO、0x、EOS、Kyber、Zilliqa、Status、Decentraland
続々といろんな通貨に対応していっていますね。
ETH、ERC20に次いで、BTCに対応したことで、複数ブロックチェーン上のアセットに対応したマルチアセット対応ウォレットの基盤が完成しています。
Ginco森川社長の経歴が面白い
幼少期からトレーディングカードのせどりを行う。しかし、大学時代はバイト漬けの毎日。朝5時半に起きて朝から昼までパン屋で働いてから、居酒屋で夜23時まで働く。1日14時間くらいの労働を行う。
そんな生活を送りながらも、社会の理不尽さ、人によって選択肢が少ないことに疑問を抱き続け、格差や既得権益をぶっ飛ばすために起業。
従来のルールに縛られ、損を被る必要のなかった人すら損してしまう社会に対してドロップキックするためにブロックチェーンの分野の開発事業の立ち上げの手伝いから始める。
株式会社AltaAppsでアプリを1つリリース。その後、本も2冊出版。その後、「事業」としてGincoを創り、今に至る。
株式会社ginco会社概要
- 商号 : 株式会社Ginco (Ginco Inc.)
- 代表者 : 代表取締役 森川夢佑斗
- 所在地 :〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15−10 MAC渋谷ビル8階
- 設立日 : 2017年12月21日
- 事業内容: 仮想通貨ウォレットアプリ「Ginco」の企画・開発・運用