「BTCBOX取引所の手数料は他と比べてどうなんだろう」
「BTCBOXの評判や口コミはどうなのかな?」
このような疑問や悩みを抱えていませんか?
BTCBOX(ビーティーシーボックス)取引所は、2014年に設立された取引所で外部プログラムからAPIを利用できることや、ビットコインの融資制度を提供している取引所です。
BTCBOXをあまり聞いたことがないという方が多くいるのではないでしょうか?
そこで、本記事ではBTCBOXについて知っておいてほしい基本情報やメリット・デメリットなどについて徹底解説していきます。
仮想通貨取引所BTCBOXとは
まずはじめに、仮想通貨取引所BTCBOX(ビーティーシーボックス)の基本情報や簡単な概要について紹介していきます。
運営会社 | BTCボックス株式会社 |
---|---|
設立日 | 2014年3月6日 |
資本金 | 8億7,014万円 |
代表取締役社長 | 辻 治俊 |
取り扱い通貨 | 現物取引:ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC) ビットコイン融資:ビットコイン(BTC) |
事業所の形式 | 取引所形式 |
アプリ | 有(Apple/Android) |
アカウント | 公式サイト 公式Twiter 公式Facebook |
BTCボックス株式会社は、当時の社長であったDavid Zhang氏が資本金500万円で2014年に設立した会社で、BTCボックス株式会社の運営するBTCBOX取引所は日本で最も歴史のある仮想通貨取引所です。
2019年3月にはDavid Zhang氏は、BTCボックス株式会社の株式を「TTXHoldings」にすべて譲渡したことにより、現在はTTXHoldingsがBTCボックスの親会社となっています。
この度、BTCボックス株式会社は令和元年6月7日付けにて、親会社引受による3億円の資本増資を実施いたしましたので、ここにお知らせいたします。
利用者の皆様におかれましては、これまで以上に、安心して当社をご利用いただけるものと確信しております。#BTCBOXhttps://t.co/KyKxrJIb2Y
— BTCBOX 公式(BTCボックス) (@BtcBox_Co_Ltd) June 25, 2019
また、2019年6月には親会社より3億円の追加増資を受けています。
仮想通貨取引所BTCBOXのセキュリティ
仮想通貨取引所BTCBOX(ビーティーシーボックス)は、取引所の重要なセキュリティ対策として知られている以下のセキュリティ対策がなされています。
- SSL暗号化通信の導入
- マルチシグネチャの導入
- 2段階認証の導入
- コールドウォレットで管理
- 自社の資産と顧客資産の分別管理
BTCBOXは設立してから一度もハッキング事件にあっておりませんし、悪い噂はありませんので非常に安心できます。
しかし、資本金が他の取引所よりも少ないため、万が一多額の資金が流出した場合にどれほど補償してもらえるのか、破産しないかなどが心配ですね。
仮想通貨取引所BTCBOXの手数料
BTCBOX(ビーティーシーボックス)の手数料を以下の順で解説していきます。
- 新規アカウント開設、維持費の手数料
- 入出金手数料
- 取引手数料
- 送金手数料
BTCBOXの新規アカウント開設、維持費の手数料
新規アカウント開設 | 無料 |
---|---|
維持費 | 無料 |
BTCBOXの新規アカウント開設手数料と維持費については、他の国内取引所と同様に「無料」です。
BTCBOXの入出金手数料
入金手数料 | 出金手数料 | |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 無料 | 15万円以内:400円 15万円超:750円 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 無料 | |
ライトコイン(LTC) | 無料 | |
イーサリアム(ETH) | 無料 |
BTCBOX(ビーティーシーボックス)の入金手数料は「無料」で、出金手数料は15万円以内で400円、15万円以上で750円が発生します。
ちなみに、国内の取引所ではビットバンクの出金手数料が高く、3万円以内で540円、3万円以上で756円の負担となります。
BTCBOXの取引手数料
取引手数料 | |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.05% |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.10% |
ライトコイン(LTC) | 0.10% |
イーサリアム(ETH) | 0.10% |
BTCBOXの取引手数料は、BTCが「0.05%」、アルトコインが「0.1%」となっており、比較的高いと言えるでしょう。
BTCの取引手数料 | |
---|---|
BTCBOX | 0.05% |
bitbank | -0.02%(BTCがもらえる) |
BitPOINT | 0.00%(無料) |
bitFlyer | 0.01% |
上記のように、BTCBOXの取引手数料は他の国内取引所よりも割高になっていることがわかります。
BTCBOXの送金手数料
送金手数料 | |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.001BTC |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001BCH |
ライトコイン(LTC) | 0.002LTC |
イーサリアム(ETH) | 0.01ETH |
送金手数料については他の取引所と比べてもさほど差はありません。
実際に他の取引所と比較してみましょう。
BTCの送金手数料 | |
---|---|
BTCBOX | 0.001BTC |
bitbank | 0.001 BTC |
BitPOINT | 無料 |
bitFlyer | 0.0004 BTC |
仮想通貨取引所BTCBOXのメリット・デメリット
仮想通貨取引所BTCBOX(ビーティーシーボックス)のメリット・デメリットについてそれぞれ紹介していきます。
BTCBOXのメリット
BTCBOX取引所のメリットは以下の通りです。
- アプリがiPhoneとAndroidに対応している
- 外部からAPIが利用できて便利
- ビットコインの融資サービスがある
順に紹介します。
①アプリがiPhoneとAndroidに対応している
BTCBOXはiPhoneとAndroidに対応したアプリを提供しているため、保有資産の確認や売買などを手軽に行うことができます。
ちょっとした休憩時間や移動中などで、片手間でアプリを通して操作できることは大きなメリットでしょう。
②外部からAPIが利用できて便利
BTCBOXでAPIを取得すれば外部のプログラムから仮想通貨の売買を行うことができるようになります。
APIを公開していない取引所がある中で、APIをプログラムに取り込めるのは非常に便利です。
③ビットコインの融資サービスがある
BTCBOXには、ビットコイン融資制度というサービスがあります。
ご自身が保有している資産の3倍までのビットコインをBTCBOX取引所から借りることができるサービスで、レバレッジ取引とは内容が異なりますが、保有資産以上の資産を使って取引することが可能です。
BTCBOXのデメリット
BTCBOX取引所のデメリットは以下の通りです。
- サイトが使いにくい
- 取り扱い通貨が少ない
- 各種手数料が高い
順に紹介します。
①サイトが使いにくい
BTCBOXのトップページを開いてから手数料やセキュリティに関する画面を探すには、ネットに詳しくない方は簡単ではないように思います。
また、システムの変換ミスなのか日本語がうまく表示されていない点で、コインチェックやGMOコインといったアプリやサイトが使いやすいことで定評のある取引所よりは劣るでしょう。
②取り扱い通貨が少ない
BTCBOXで取り扱っている通貨は以下の4つのみです。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH / BCC)
- ライトコイン(LTC)
コインチェックが10種類、ビットフライヤーやDMM Bitcoinが7種類扱っているのに対して、BTCBOXは4種類のみしか取り扱っていないためデメリット言えるでしょう。
③各種手数料が高い
BTCBOXの各種手数料の説明で解説したように、BTCBOXの手数料は高いです。
もし、売買を頻繁に行うのであれば取りひい手数料の安いbitbankやBitPOINT、取り扱い通貨の多いコインチェックなどを利用した方が良いでしょう。
そうですね。日本ではリップルのファンが多いので、BTCBOXにXRPが上場すれば取り扱う通貨数のデメリットもカバーできるかもしれませんね。
今後、BTCBOXが手数料を更新する可能性もありますので、注目しておきましょう。
仮想通貨取引所BTCBOXの評判の口コミ
BTCBOXの評判はどのようなものでしょうか?
口コミをまとめましたので見てみましょう。
BTCBOX取引所、何気にこういうのしっかりしてるよね。
日本の取引所とかって、お客様の保有してるコインがハードフォークした際の分裂コイン、どうしているんだろう?取引所利益になっちゃうのか??https://t.co/hurFbmetrU
— 名波はるか (@harukananami310) July 25, 2019
お、BTCBOXさん、今までで1番良心的な価格設定
ちなSBI
5月28日発表で当時13000円のBSVを6180円で配布 pic.twitter.com/5l3mi0TwKM— シュウまっする$shu_ (@shu_BSV) July 24, 2019
こんだけハッキング多いとコインチェック、zaif、ビットフライヤーくらいしかなかった時代に仮想通貨買ってた人らの変態度は高い
mtgoxハッキング後にBTCBOXしかない時代に買ってたぼくは変態度マックス('ω')
まさか2019年になってもハッキングされてるとは思いもよらなかった
— 音速のGOX(2冠) (@GOXGOXGOX2) July 16, 2019
BTCBOXの取引履歴のダウンロードが残念仕様で、直近2000履歴までしかダウンロードできないんですよね。
これ、自動アービトラージしてる人にとってはちとめんどい話です。気付いたら2月末決算から4ヶ月運用でもう1830履歴まで来てて焦りました。 pic.twitter.com/bqWMKFpjb3
— 習志野(仮) (@narasinokari) June 25, 2019
Huobi登録したけどBTCBOXと同じ匂いしかしないわw
何にも変わらなさそう。最初の手数料無料だけ気になるわね。
— なるみ@仮想通貨女子(ネカマ) (@narumi_btc) December 17, 2018
仮想通貨取引所「セキュリティランキング」TOP100
1. Kraken
2. Coinbase Pro
3. Binance
4. BitMEX
5. itBit以下、国内取引所まとめ
15. BitFlyer
58. Liquid
61. BTCBOX
67. Bitbank
99. Coincheck
100. Zaifハッキング被害を受けたCCとZaifは最下位。https://t.co/rX8xQn90LT
— こより仮想通貨歴3年目 (@vc_koyori) January 26, 2019
セキュリティについては評価はぼちぼちといったところでしょうか?
まだ日本では、そこまでユーザー数も少ない印象です。
仮想通貨取引所BTCBOXの口座開設手順
BTCBOX(ビーティーシーボックス)取引所の口座開設は2日〜6日の間で完了します。開設手順は以下の通りです。
- メールアドレスでアカウントを開設
- 基本情報(個人情報)、本人確認書類をアップロード
- 数日後に郵送で送られてくるハガキを受け取る。(認証コードを受け取る)
- 再度ログインし、受け取った認証コードを入力して取引開始。
BTCBOXのトップページから口座開設ページに移動できます。
興味を持たれている方はこの機会に開設してみてください。
仮想通貨取引所BTCBOXのまとめ
- BTCBOX取引所の出金手数料・取引手数料は他の国内取引所と比べて割高であり、取り扱い通貨数も4種類だけという点が大きなデメリットである。
- BTCBOXは日本で最も歴史のある取引所で、セキュリティ面で安心できる。
- BTCBOXではビットコインの融資サービスや外部プログラムからAPIを利用できる。
- BTCBOXのアプリやサイトは少し使いにくい。
仮想通貨取引所BTCBOXの概要から手数料、メリット・デメリットについて解説しましたが参考にしていただけましたでしょうか?
BTCBOXはずいぶん前からありますが、認知度も低くネットで話題にもなっていません。
しかし、ビットコインの融資サービスやAPIを利用できるなど他の取引所にはない魅力もあります。
取引所口座を複数持てばハッキングのリスクに備えることもできますので、気になる方は開設してみましょう!