もしかしてあなたは、バイトコインに密かに期待していませんか。
バイトコインは仮想通貨の中でもかなり歴史が長く、誕生は2012年です。昔から存在しているバイトコインですが、その特徴や将来性はあまり詳しく知られていません。
この記事ではバイトコインがどのような通貨で、今後どうなっていくのかを書いていきます。最後まで読んでいただければバイトコインについて詳しく知っていただけるでしょう。
1.特徴
バイトコインの主な特徴は以下の通りです。
・老舗コイン
・匿名性が高い
・ブロック生成が早い
順番に見ていきましょう。
1-1.黎明期から存在する仮想通貨
feature 1
バイトコインは2012年に誕生した仮想通貨です。イーサリアムが2014年、NEMが2015年と考えると、かなり以前から存在していたことになります。
多くの仮想通貨が開発されても日の目を浴びないまま消えていくなかで、バイトコインは時価総額は20位代をキープし続けています。
1-2.匿名性が高い
feature 2
バイトコインの一番の特徴は、バイトコインの送り手や受け手の匿名性が守られるところです。
通常、ビットコインなどで送金すると、送金した金額や保有高が他のユーザーに知られます。そのため、悪意の持ったユーザーや企業の悪質なマーケティングなどに利用されることがあります。
バイトコインはそうした送金の受け手、送り手の匿名性を保護します。そうすることによってより高いプライバシー保護を実現します。
1-3.ブロック生成が早い
バイトコインのもう一つの特徴は、ブロックチェーンを形成するブロックの生成速度が早いことです。
ブロックの生成速度が早いということは、その分送金や決済の承認が早くなります。バイトコインは2分に1度ブロックの生成が行われます。ビットコインは、10分に1度ですので、単純計算すると、ビットコインより承認速度が5倍早いことになります。
2.将来性
バイトコインの将来性は以下の通りです。
・6月12日にハードフォーク
・7月にテストネット開設
詳しく見ていきましょう。
2-1.6月12日にハードフォーク
バイトコインは6月12日にハードフォークを行うと公式のHPで述べています。
ハードフォークの目的は、新しい手数料システムと、ソフトウェア共有システムであるAPIの新バージョンに対応させるためです。
APIとは、Application Programming Interfaceの略称で、アプリケーション同士の連携が取りやすくなる仕様です。
例えば、webサービスを登録する際に【facebookでログインする】というログイン方法はAPIの典型例です。他のアプリケーションの情報や機能を別のアプリに使用することができる仕組みがAPIです。
2-2.7月にテストネット開設
バイトコインは、7月に新しいテストネットを開設します。テストネットを開設することにより、バイトコインのブロックチェーン上でプロジェクトを作動させることができるかなどを検証することができるようになります。
3.まとめ
バイトコインの特徴と将来性をまとめると以下の通りになります。
・老舗コイン
・高い匿名性
・ブロック生成が早い
・6月12日にハードフォーク
・7月にテストネットを公開する
バイトコインはかなり昔からあり、非常に安定した通貨だと言えます。ただ、新しく匿名性の高い通貨(ダッシュコイン、MONEROなど)が多く誕生しており、今後どのような技術アップデートが行われるかが需要の向上の鍵になります。
関連記事モネロとは?特徴・将来性まとめ
バイトコインへ投資を考えているなら、バイトコインはもちろん、ライバルになるであろう他の通貨のリサーチもしておきましょう。
4.購入方法
バイトコインを日本で取り扱う取引所はありません。そのため、日本の取引所でビットコインを購入し、海外の取引所にビットコインを送金してバイトコインを購入する必要があります。
- 国内販売所GMOコインでビットコイン(BTC)を購入
- 海外取引所のバイナンスのアカウント登録
- バイナンスでビットコインアドレスを生成
- GMOコイン→バイナンスのアドレスへ送金
- バイナンスにてビットコインでバイトコインを購入
GMOコインは海外への送金手数料が無料ですので、どれだけ送金しても無駄な費用がかかりません。
ただ、GMOコインはスプレッド幅が少し大きいので、何度も売買するのではなく、まとまった金額の仮想通貨を購入するようにしましょう。