もしかしてあなたは、omisegoという通貨に密かに期待していませんか。
omisegoはなんとなく日本語らしさを感じられる名前ですね。実際に、日本人起業家、長谷川潤氏が東南アジアで展開するomiseという企業のサービスとしてomisegoを開発をしました。
ではomisegoとはどのような通貨なのか。そして将来どうなるのか。この記事を最後まで読んでいただければ、詳しく知っていただけます。
目次
1.特徴
omisegoの特徴は以下の三つです。
- omiseが開発
- スマホのみで決済可能
- アドバイザーにブリテン氏
順番に詳しく見ていきましょう。
1-1.タイを中心に展開するomiseが開発
feature 1
omisegoは、日本人起業家長谷川潤氏が東南アジアを中心に展開しているオミセ※1という会社が開発しました。
オミセはタイを本拠地として、決済サービスを主に扱うフィンテック企業です。
2017年には、タイのデジタル経済社会省が主催するDigital Thailand Big Banにおいて、プラユット・チャンオチャ首相からDigital startup of the yearの表彰をされています。
オミセはomisegoを開発する以前からサービスを展開しており、もともと知名度が高い企業であったため、omisegoの発表とともに多くの人に情報が届きました。
今後もomisegoの新しい動きはすぐに多くの人に伝わると思われます。
※1正式な法人名はomiseですが、今回の記事では通貨名のomisegoと混同しやすいため、企業としてのomiseを記す際は【オミセ】と表記します。
1-2.スマホがあれば決済が可能になる
feature 2
omisegoのメリットは、スマホさえあれば、銀行口座やクレジットカードがなくても決済を行える点です。
東南アジアでは、アンバンクドと呼ばれる、銀行口座やクレジットカードを持たない人々が多くいます。そのため、スマホだけで決済できるomisegoは多くの人から求めれる決済サービスとなるでしょう。
1-3.アドバイザーにヴィタリック・ブリテン氏
feature 3
omisegoの運営アドバイザーに、イーサリアムを開発したヴィタリック・ブリテン氏が就任しています。
関連記事天才ヴィタリック・ブリテン氏が手がけるイーサリアムとは?特徴・将来性まとめ
Right now my favorite token model is OMG-style staking tokens. Reasons:
* Not a medium-of-exchange token
* Clear valuation model (expected discounted future tx fees minus node operation cost)
* Requires running node to get returns, not passive income (so more legally defensible)— Vitalik “Not giving away ETH” Buterin (@VitalikButerin) 2017年12月12日
ツイッターでもOMG(omisegoの通貨省略名)をお気に入りにトークンモデルと述べており、ブリテン氏の期待感が見えます。
2.将来性
omisegoの将来性は以下の3つです。
- ウォレットのSDKを配布
- 東南アジアでの普及が期待
- 大手企業や政府との提携情報
順番に詳しく見ていきましょう。
2-1.ウォレットのSDKを配布
hope 1
omisegoはウォレットのSDK(Software Development Kit)※1を配布しています。
そのため、より多くの技術者やサービス提供者がomisegoの開発や商用利用を進めやすくなります。
SDKが存在することにより、例えば、auウォレットを海外でOmiseGOネットワークに乗っているウォレットサービスで使えるようにしたいと思ったときに、SDKをインストールすれば、トークン化されて支払いに使えるようになります。
また、将来的には、ゲーム内で使用するゴールドや魔法石で、電車賃や食事の支払いなどが可能になると言われています。
参考:https://newspicks.com/news/2975451/body/
※1 SDKとは、ソフトウェアの開発に必要なプログラムや文書をまとめたもの。
2-2.東南アジアでの普及が期待
hope 3
omisegoは主に東南アジアでの普及が期待されています。先ほど特徴で述べたように、東南アジアにはアンバンクドと呼ばれる、クレジットカードや銀行口座を持たない人々が多くいます。
そうした人々にとって、スマホだけで決済が可能となるomisegoの存在は決済を豊かにするサービスとして実用が期待されています。
2-3.提携情報
hope 2
omisegoは様々な企業や機関と提携をしています。
2-3-1.タイのマクドナルド
なんと、omisegoはタイのマクドナルドと提携を結んでおり、将来的にはタイのマクドナルドでオミセ支払いが可能になります。
【マクドナルドと業務提携開始!】タイのマクドナルドがOmiseのオンライン決済システムを導入いたしました! #Omise https://t.co/aKe7uy7F3D pic.twitter.com/fq74G5jS9C
— Omise Japan (@OmiseJapan) 2017年9月28日
2-3-2.タイ政府
オミセはタイの政府機関のETDAと国民IDの開発を進めていくと発表しています、
Omiseはタイ政府機関のETDAとブロックチェーンを活用した国民IDの開発に関して合意を結びました!
今後もブロックチェーンを活用したプロジェクトに数多く取り組んで参ります!#OmiseGO #ブロックチェーン #イーサリアム https://t.co/tZah6tEuu6 pic.twitter.com/XM25F8rjKs— Omise Japan (@OmiseJapan) 2018年2月19日
タイでは、車の購入や病院代の支払いの際にIDカードが必要とされています。その国民IDカードにブロックチェーン技術を実装することをオミセが協力していくということです。
2-3-3.新韓カード
韓国の大手カード会社、新韓カードとMoUを結んでいます。
Omiseは韓国最大手カード会社の新韓カードとMoUを締結いたしました!
日経新聞にて記事を掲載していただいたのでぜひご一読ください!#Omise #フィンテック #ブロックチェーン https://t.co/sY4X2Zh7bR— Omise Japan (@OmiseJapan) 2018年4月9日
Memorandum of Understandingの略称で、日本語では了解覚書と呼ばれます。法的拘束力を持たない契約と考えていただければ十分です。
omiseが持つ金融とテクノロジーのノウハウを生かして新事業を展開していくと見られます。
3.まとめ
omisegoの特徴と将来性をまとめると以下の通りです。
タイで成長を続けるオミセが開発
スマホのみで決済可能
アドバイザーにヴィタリック・ブリテン氏
ウォレットSDK配布
東南アジアでの普及が期待される
マクドナルド、タイ政府、新韓カードと提携、協力
omisegoを運営するオミセがタイや東南アジアでの事業拡大が進んでおり、将来性がかなり見込まれている通貨です。
また、omisegoのツイッターでは、こまめに動きを日本語で報告しており、もし投資するならフォローしておくと情報をいち早くキャッチできるでしょう。
Omise Japan (@OmiseJapan) | Twitter
4.購入方法
omisegoを日本で取り扱う取引所はありません。そのため、日本の取引所でビットコインを購入し、海外の取引所にビットコインを送金してダッシュコインを購入する必要があります。
- 国内販売所GMOコインでビットコイン(BTC)を購入
- 海外取引所のbainanceのアカウント登録
- binanceでビットコインアドレスを生成
- GMOコイン→binanceのアドレスへ送金
- Poloniexにてビットコインでomisegoを購入
GMOコインは海外への送金手数料が無料ですので、どれだけ送金しても無駄な費用がかかりません。
ただ、GMOコインはスプレッド幅が少し大きいので、何度も売買するのではなく、まとまった金額の仮想通貨を購入するようにしましょう。