もしかしてあなたは、スピンドルに密かに期待していませんか。
確かにあの有名人であるガクトが作った通貨として当時注目を集めていました。
しかし、本当に信頼できる通貨なのでしょうか。
結論から言うと、スピンドルに投資できる価値は無いと言えるでしょう。
それはなぜなのか、この記事ではスピンドルがどのような通貨なのか、特徴と将来性を書きました。
この記事を最後まで読んでいただければ、スピンドルがどんな通貨で、なぜ投資の価値が無いのか知っていただけるでしょう。
ですが、価値のあると見込んだICOがあった場合はまず国内の取引所に登録しておく必要があります。 なぜなら、海外の取引所に上場した場合は日本円での入金が出来ず、国内の取引所から仮想通貨を送金し、それで購入することになるからです! 仮想通貨取引所でオススメ所はビットポイント! ビットポイントは最短3日でアカウント登録が完了、入金、送金等諸々の手数料が無料です!! ビットポイントのアカウント登録方法の解説記事は以下を参考にしてくださいね。 ビットポイント(BITpoint)口座開設の方法を図解【初心者向け】
目次
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1.スピンドル(SPINDLE/SPD)の特徴とは?
スピンドルの特徴は大きく分けて、
- Gackt(ガクト)がプロデュースしたICOコイン
- スマートコントラクト&ブロックチェーン技術の採用
- 賢いマーケティング戦略
- 売却できない期間がある
という4つの特徴があります。
以下ではこの4つについて詳しく説明しようと思います。
1-1.Gackt(ガクト)がプロデュースしたICOコイン
通称ガクトコインともいわれるスピンドル。その名の通りスピンドルのプロジェクトチームにはあの歌手、俳優として活動しているGackt(大城ガクト)も広告塔として携わっています。通称ガクトコイン。
ホワイトペーパー:https://spindle.zone/spindlewp_2.0_en.pdf
1-2. スマートコントラクト&ブロックチェーン技術の採用
スピンドルはブロックチェーンとスマートコントラクトを駆使し、投資、運用のプラットフォームを構築し、参加者の生活を豊かにするためのプロジェクトです。
スマートコントラクトを採用することで、仲介者のいない非中央集権化のプラットフォームの構築ができます。さらに、ブロックチェーン技術により第三者の介入なしに、ユーザー同士で情報を公平に管理でき、改ざん防止の面でも安全性があります。
現在、詐欺の横行している仮想通貨の中で、このスマートコントラクトとブロックチェーンは、ユーザーがよりスマートに信頼できる取引をするために必要な技術になっています。
1-3. 賢いマーケティング戦略
スピンドルは、Gackt(ガクト)監修の基、Airdropを使った賢いマーケティング戦略を行っています。
Airdropというのは、新しく作られた通貨を広く知ってもらうためのトークンの無料配布のことを指します。
例えば、スピンドルのAirdropについては面白い仕組みが採用されています。具体的には、先着1万人限定で最大230SPD(5000円相当)が手に入りるというもの。(ただし、現在は入手不可)
スピンドルのマーケティングは大変賢いやり方をしており、エアドロップ方法は以下の2つがあります。
- スピンドルの公式サイトで「ユーザー名」「メールアドレス」「イーサリアムアドレス」の入力。
- Facebook、reddit、Twitterなど、SNSのフォロー、いいね、リツイート数に応じて。
この2つの方法で最大230SPDを無料で手に入れることができます。
また、2018年5月1日には幕張メッセにてGackt本人や、マックスむらい氏も壇上する参加費無料のミートアップを開き、参加者に対してAirdropの配布も行っていたようです。このように、Airdropや有名人を広告塔として使うという賢いマーケティングを行い、スピンドルの経済圏拡大を行ってきました。
1-4. 売却できない?
スピンドルにはロックアップという特徴があり、上場して一定期間売却を制限される仕組みがあります。
ロックアップとは、上場後の仮想通貨の急激な変動を防ぐため、仮想通貨を一定期間売りに出すことや、送金ができないように凍結する仕組みのことです。
例えば、仮想通貨の大口を保有している運営側は、その通貨の価値が上がるタイミングを知っており、そのタイミングで一斉に運営が通貨の売り、価格が下落することを防ぐという効果があります。
スピンドルのロックアップでは、
・プライベートプレセール参加者について、取引所上場までの間はいかなる譲渡の禁止
・取引所上場後1ヶ月経過するまで、保有する スピンドル の内 3 分の 2 は取引所での売却を禁止(第三者の介入しない当事者同士の交換は可能)
・取引所上場後 2ヶ月経過するまで、保有する スピンドル の内 3 分の1は取引所での売却を禁止(第三者の介入しない当事者同士の交換は可能)
という規制を設けています。
なので、スピンドルを購入して売却できないまま価格が下落し、投資の価値がなくなってしまうというデメリットがあります。
2.スピンドルのプロジェクト内容
スピンドルとは実際にどのようなプロジェクトなのでしょうか。
スピンドルの公式サイトには以下のように案内されています。
より多くの人々が、対等な立場で投資者にも運用者にもなり得る、中央集権的権威を排除した歴史上初めての投資・運用プラットフォーム、それこそがSPINDLEです。
SPINDLEプロジェクトは、その透明性と公平性をもって、より多くの人に投資・運用を通じて豊かな人生を謳歌してもらう事。
そして、多くの人が、このプロジェクトの参加によって、今までの中央集権的権威による搾取の社会構造から解放されることを目標とし、その実現を着実に目指してゆきます。
出典:スピンドル公式サイト
簡単に説明すると、投資や資産運用などで発生する運用での不透明性を改善するために、ブロックチェーンを用いることで、安全に資産管理ができ、運用情報がはっきりとわかる仕組みをつくるプロジェクトのようです。
スマートコントラクトとブロックチェーンの技術を活用することで、透明性が高い状態で契約が行われるため、改ざんなどのリスクを回避することができるのです。
2-1. どんな目的で発行されたのか?
スピンドルは、イーサリアムのブロックチェーンERC-20をベースに作られた仮想通貨で通貨単位はSPDです。
そのため、実際の投資活動で利用ができ、銀行や証券会社などが介入することなく資産を公平にそして平等に管理できるメリットがあります。
また、投資した記録はスマートコントラクトで透明性を保ちながらブロックチェーン上に記録されるといった利点もあるのです。
3.スピンドル(SPINDLE/SPD)の将来性は?
結論から言うと、スピンドルには将来性がないと思った方が良いでしょう。なぜ将来性がないのか、その理由として挙げられるのが、
- 運営メンバーである、宇田修一の怪しさ
- 大暴落、ICOコイン割れ
という2つの観点です。
この2つの観点について、以下の詳しい説明を読んでいただけると、スピンドルの将来性について理解してもらえると思います。
3-1. 運営メンバーである宇田修一への声
スピンドルに将来性がない理由の一つ目として運営メンバーの中核である、宇田修一という人物に疑わしい点があります。
ジャーナリストの伊藤博敏氏も、
財務省関東財務局は、16年6月7日、宇田氏が代表のドラグーンキャピタル株式会社に対する行政処分を発表した。第二種金融業者である同社に、以下のような問題が認められたという。
①ファンド出資金の費消
②適格機関投資家への不適切な取得勧誘
③適格機関投資家出資の外観仮装
④顧客に対し虚偽の運用報告
⑤金融商品取引業の要件を満たさない人員関東財務局の指摘は厳しく、文中には「宇田代表に法令遵守意識及び投資者保護意識は皆無である」と、金融業者としての能力と資格を全否定したような言葉もあった。
と発言しているとおり、宇田修一に対する信頼は低いと思われます。
3-2. 大暴落、ICOコイン割れ
スピンドルのプライベートセールの時のレートを見てみると、
1SPD:0.0015ETH (202.5円)
最低購入単位:1,500SPD(303,750円)~
※1ETH:13.5万円で計算 (当時のおおよそのレート)
となっていました。
しかし、スピンドルのチャートを見てみると、上場して一瞬上がったものの、その後は下落し続けているのが一目瞭然です。
プレセールでは 1SPD=202.5円あった価格も、現在ではICO割れし、1SPD=1円までに暴落してしまっています。
この価格変動から見て、スピンドルへの投資の価値は低いと言えるでしょう。
4.評判
4-1. Twitterの意見
Twitterの意見でも、スピンドルについての将来性を伺えるツイートが目立っています。
このように、スピンドルについての意見では、主に信頼性、価格の暴落、による将来性の無さを示唆する意見が多数を占めていました。一方で、ポジティブな意見も見受けられました。
スピンドルが出展してましたね!
今ってICO割れしてたかな?
価格調べて安ければ買っとこうかな。こんなに活動してて詐欺なわけがないw
ちなみにTシャツGET!#spindle#TokenSky#ブロックチェーンカンファレンス pic.twitter.com/ixOLQLQho6
— トモ@毎日が夏休み (@TomoHappyRich) 2018年7月4日
5.Gackt(ガクト)コイン終了
6.販売会社がついに国外逃亡
2018年8月9日、公式サイト上に本社移転のお知らせが公開されました。
平素は大変お世話になっております。
弊社BLACKSTAR&CO. は、来る2018 年8 月15 日を以て、本社を日本(東京都千代田区)より、ロンドンに移転し、あわせて、日本オフィスを閉鎖することをお知らせいたします。
出典:スピンドル公式サイト
詳しく内容を見てみると表向きは、パートナー企業が欧米に多いということや日本の仮想通貨に対する規制を考慮した上での判断としているようですが、夜逃げとも捉えることができるのではないでしょうか。
このブラックスター(BLACKSTAR&CO.)は、野田聖子総務大臣の「金融庁圧力問題」の当事者でもあります。
ブラックスター社の広告塔を務めるGACKT(ガクト)と親交のある野田聖子氏は、金融庁から無登録営業による資金決済法違反の疑いを指摘されたブラックスター社に対して自身の秘書をアテンドさせて金融庁に説明を求めたことが報じられています。
また、当初は40円前後の価格であったスピンドルも現在は約0.4円。100分の1まで価格を落としています。
さまざまな黒い噂があるスピンドルなので、金融庁の操作が及ぶ前に、海外へ逃亡したと捉えることができます。
7.SPDの買い方
7-1. 上場取引所
スピンドルの上場している取引所は以下の5つがあるようです…。
・HitBTC(ヒットビーティ―シー)
・Yobit(ヨービット)
・BTC-Alpha(ビットコイン・アルファ)
・Livecoin(ライブコイン)
・Exrates(エクスレーツ)
もし購入されたい方がいましたら、日本の取引所ビットバンクから上記の取引所へ送金することをオススメします。(そんなもの好きいないかと思いますが…。)
2018年8月9日 Gackt(ガクト)コイン終了につき売買不可
P.S. 18年20日「ただしガクト、てめーはだめだ!」
主要な仮想通貨は上昇中。世界のケイスケホンダの影響力?
ただしガクト、テメーはダメだ! pic.twitter.com/ynpCtpWImy— kabuken (@kabuken3) 2018年8月20日
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