GMOコインでのEthereum(イーサリアム)の購入・注文方法を徹底解説

GMOコイン ロゴ

仮想通貨取引所GMOコインでのイーサリアムの購入方法やメリット・デメリットについて解説します。

「GMOコインではどうやってイーサリアムを購入するの?」
「GMOコインの取引所としての強みって?」
「GMOコインで利用できる注文方法について知りたい」

あなたはこのような疑問や悩みを抱えていませんか?

GMOコインは東証一部上場のGMOグループの運営下にある取引所で、国内ではセキュリティの強い取引所として定評があります。また、DMM Bitcoinと同様にアルトコインのレバレッジ取引ができるサービスを提供しています。

本記事では、初心者の方向けにGMOコインでの仮想通貨の購入方法やそれぞれの注文方法についてわかりやすく紹介していきます。

Coincheck

GMOコインとは

GMOコインは、GMOインターネットグループによって2016年10月に設立され、2017年9月には金融庁の仮想通貨交換業に登録された取引所です。

元々、GMOインターネットグループがIT事業や金融事業における実績が豊富にあったため、GMOコインの独自のアプリ「ビットレ君」のリリースや取引所のセキュリティ対策について他の取引所よりも優位な状態で事業を進められています。

GMOコインのメリット

GMOコインのメリットは以下の通りです。

メリット

それぞれ順に解説していきます。

ビットレ君が便利

ビットレ君とはGMOコインが開発・提供している仮想通貨のレバレッジ取引専門の公式アプリです。

ビットレ君の特徴としては、片手間でチャートを簡単にチェックすることができ、注文もスピード注文というものがあり機能性にも優れています。また、元々GMOグループがインターネットサービスに強い会社ということもあり、初心者でも直感的に操作することができるデザインになっています。

これはビットレ君のチャートです(^^)

取引所はbitmex使ってます!

— KAZMAX(吉澤和真) (@Kazmax_83) 2018年6月13日

仮想通貨投資家として有名なカズマックス氏もチャートを確認する際はビットレ君の利用を推奨しています。他の取引所アプリと違いワンタッチでチャート画面を確認できるため非常に便利です!

取引所と販売所の両方を利用できる。

GMOコインで利用できる取引所と販売所の特徴について理解していきましょう!

取引所とは

取引所」とはユーザーとユーザーの間で売買を行う取引所です。取引所には「手数料が安い」「指値注文ができる」などのメリットがあります。

そのため、仮想通貨の売買取引を頻繁に行う方は、販売所よりも取引所を利用した方が手数料を安く抑えることができ。自分の買いたい価格で注文ができる指値注文を行うことができます。

しかし、注文数が多い場合は指値注文が成立しないこともあるため注意が必要です。

販売所とは

販売所」とはユーザーと事業者の間で売買を行う取引です。販売所は「注文が簡単」「確実かつすぐに売買できる」というメリットがあります。

そのため、相場が急変した場合の即時注文や一番安い価格で購入したい場合は販売所を利用しましょう。また、販売所での注文は現在価格に対して「買い」か「売り」を選択して注文するだけですので、初めて仮想通貨の注文をする方でも問題なく注文することができます。

大手GMOグループが運営しており、安心のセキュリティ

GMOコインはGMOグループの中のひとつの会社ですので、取引所のセキュリティ対策においては比較的安心できます。

仮想通貨取引所のセキュリティの強さが重要視されるようになったのは、Coincheck(コインチェック)Zaif(ザイフ)が盗難被害を受けたことが大きく影響しています。

CoincheckとZaifがハッキング被害を受けた理由は、顧客資産の一部を常時ネットワークで接続された「ホットウォレット」と呼ばれるウォレットで管理していたためです。

それに対し、GMOコインでは常時ネットワークと遮断された環境下にある「コールドウォレット」で管理しているため、盗難被害を受けるリスクは非常に低いと言えます。

このように国内でもトップクラスの人気を誇っていた取引所でさえ、外部からのハッキング被害に遭う可能性があります。

今後は仮想通貨取引所の手数料や取扱銘柄以外にも、運営会社の実績やセキュリティ対策についてしっかり調べた上で取引所を利用するようにしましょう!

各種手数料が無料

各種手数料の一覧 料金
入金手数料 無料(銀行手数料はお客様負担)
出金手数料 無料
送金手数料 無料
取引所の取引手数料 Maker(指値):0%
Taker(成行):0.01%

GMOコインの入金や出金、送金手数料は「無料」ですので頻繁に売買を行う際にも無駄な出費を抑えて取引を行うことができます。

GMOコインの手数料で気をつけてほしいのは、買値と売値の価格差である「スプレッド手数料」です。GMOコインのスプレッド手数料は比較的安価ですが、相場が急変した際にはスプレッド幅が大きく開いてしまう可能性があります。

スプレッドが狭い

販売所 スプレッド料金
GMOコイン 約0.98%
bitFlyer 約1.20%
DMM Bitcoin 約1.30%

国内で人気の取引所とGMOコインのスプレッド手数料を比較してみると、GMOコインのスプレッド手数料が「約0.98%」で一番低いことがわかります。その次にbitFlyerの「約1.2%」、DMM Bitcoinの「約1.3%」が続くようになっています。

スプレッド手数料は仮想通貨が急騰・急落を起こした際に、上記の数値以上に手数料が大きく変化する可能性がありますので注意が必要です。

アルトコインの仮想通貨FXが可能

GMOコインではDMM Bitcoinと同様にリップルやイーサリアム 、ライトコインといったアルトコインの仮想通貨FXが可能です。

取り扱い通貨
GMOコイン ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH) 、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)

仮想通貨FX(レバレッジ取引)でアルトコインの売買を行える取引所は、国内では「GMOコイン」と「DMM Bitcoin」のみです。

そのため、国内でアルトコインのFX取引を行いたい場合はこの2つの取引所から選ぶか、海外の取引所を利用するしかありません。

GMOコインのデメリット

GMOコインのデメリットは以下の通りです。

デメリット

それぞれ順に解説していきます。

銘柄が少ない

GMOコインではビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)といった国内でも人気の仮想通貨を5種類取り扱っています。

しかし、海外の取引所が数百種類もの仮想通貨を取り扱っているのに対し、国内の取引所は比較的銘柄数が少ない傾向にあり、GMOコインは特に種類が限定されています。

そのため、GMOコインで取り扱っている5種類の通貨以外の仮想通貨や、まだ知名度のないマイナーな通貨を購入したい場合は、海外の取引所を利用するようにしましょう!

買い規制が入る

GMOコインでは、仮想通貨の価格が大きく変動し一時的に注文が集中した場合に、特定の仮想通貨の購入を制限されるようになっています。もし買い規制がかかった際は取引所からの規制解除をまたなければなりません。

GMOは評判がすこぶる悪いけど、GMOコインは今のところ売り規制とか取引量制限とかが結構厄介で、あとはかなり使い勝手が良いよ。板取引が開始されればかなりナイス取引所になると思うから、ワイは期待してる。あとAPI公開もヨロシク。

— ジャイアントブロックちゃん (@block_chan) 2018年8月15日

今の爆上げが来た途端に光の速さで買い規制するGMOとゆう優良企業 pic.twitter.com/P4SikiNsZo

— みっくけ@ (@MickKawakami) 2018年9月9日

このようにGMOコインではすぐに買い注文を行なったとしてもすぐに買い規制が発生するため、自由な取引ができないというデメリットがあります。

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Coincheck(コインチェック)での買い方・購入方法について徹底解説

GMOコインでのイーサリアムの購入方法

購入方法

イーサリアムを販売所で購入する方法

まず、GMOコインの公式サイトからログインします。

GMO公式サイト 販売所

GMOコインの会員ホームの左側のメニューから「販売所」を選択します。

GMO 通貨選択

①銘柄:ETHを選択する。

②金額指定もしくは数量指定から売買する金額を指定する。「金額指定」では売買数量を日本円で指定し、「数量指定」では仮想通貨の数量から指定します。

③「売却」「購入」のいずれかを選択し、注文を確定すれば完了です。

日本円の入金がお済みでない方は「日本円を入金する」から日本円の入金を行なってください。

イーサリアムを現物取引で購入する方法

現物取引を行う際には「成行注文」と「指値注文」を使用します。

「成行注文」とは、今すぐに最もお得な価格で通貨を購入したい際に利用する注文方法です。例えば、相場が動き出した瞬間の買い注文や売り注文、すぐに決済したいときの損切り・利確で成行注文を使用します。

しかし、成行注文にもデメリットがあります。例えば、急騰・急落で取引所の取引量が急増した場合に新規の注文が通らないことがあります。また、すでにポジションを持っており成行注文ですぐに決済したいときに、注文が通らなければ強制的にロスカットされてしまうリスクもあります。

「指値注文」とは、買いたい・売りたい価格で注文を成立させることができる注文方法です。例えば、現在の1BTCの価格が50万円だとして1BTC49万円になったら購入するというように、売買価格を自由に設定することができます。

そのため、成行注文とは異なり想定外の価格で注文が通るようなことはありません。また、指値注文は成行注文よりも手数料が安く済みますのでお得に利用することができます。

GMO 現物取引

GMOコインの会員ホームの左側のメニューから「現物取引」を選択します。

GMO 売り板 買い板

左側に表示されている板情報には、ユーザーの売り板情報と買い板情報が表示されます。

注文時にはそれぞれ矢印で表示してある「現在価格」「一番安い購入価格」「一番高い売却価格」を参考に価格・数量を設定していきます。

GMO 取引画面

①「買い」もしくは「売り」を選択する。
②取引数量を入力する。
③注文レートを入力する。
※成行にチェックを入れれば成行注文をすることができます。

入力内容に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」を選択し、確定すれば完了です。

イーサリアムをレバレッジ取引で購入する方法

GMO レバレッジ取引

GMOコインの会員ホームの左側のメニューから「レバレッジ取引」を選択します。

GMO レバレッジ取引画面

レバレッジ取引は日本円(JPY)とビットコイン(BTC)の売買です。

①「買い」もしくは「売り」を選択する。
②取引数量を入力する。
③注文レートを入力する。
※成行にチェックを入れれば成行注文をすることができます。

GMO 変更する

取引画面の右下にレバレッジ倍率は画面の右下から「変更する」から変更することができます。ただし、取引所のウォレットに日本円やBTCが入金されていなければ「変更する」という表示がされませんのでご注意ください。

入力内容に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」を選択し確定すれば完了です。

イーサリアムを仮想通貨FXで購入する方法

GMOコインで仮想通貨FXをする際に使用できる注文方法は以下の通りです。

それぞれ順に解説していきます。

GMO 仮想通貨FX

GMOコインの会員ホームの左側のメニューから「仮想通貨FX」を選択します。

仮想通貨FXの成行注文

GMO 成行注文

①「ETH/JPY」を選択する。
②「成行」を選択する。
③売買区分「売」もしくは「買」を選択する。
④取引数量を入力する。
⑤許容スリップページを入力する。スリップページとは注文価格と約定価格の差のことです。

レバレッジ倍率:デフォルトで5倍と表示されています。しかし、ETHが入金されていれば「変更する」から倍率の変更を行えます。

入力内容に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」を選択し確定すれば完了です。

仮想通貨FXの指値注文

GMO 指値注文

①「ETH/JPY」を選択する。
②「指値」を選択する。
③売買区分「売」もしくは「買」を選択する。
④取引数量を入力する。
⑤執行条件「指値」もしくは「逆指値」を選択する。
⑥許容スリップページを入力する。

逆指値注文とはストップ注文とも呼ばれており「相場のトレンドが転換するタイミング」や「想定した方向とは異なる方向に相場が動いたとき」などに利用される注文方法です。

入力内容に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」を選択し確定すれば完了です。

仮想通貨FXのIFD注文

IFD注文」とは新規ポジションの注文とその注文を決済するための注文を同時に出すことができる注文方法です。

例として「1BTCが50万円になったら2BTCを購入する」という新規の買い注文を出し「1BTCが60万円になったら1BTCだけ売る」という決済注文を同時に発注する方法があります。

この場合、買い注文が約定した後に価格が上昇し、1BTC60万円になれば1BTCだけ決済されるため10万円の利益を得られます。そして残りの1BTC分のポジションは相場がこのまま上昇した場合に備えて維持します。もちろん、すべてのポジションを決済することも可能です。

GMO IFD注文

①「ETH/JPY」を選択する。
②「IFD」を選択する。
③新規注文の各項目を入力する。
④決済注文の各項目を入力する。

入力内容に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」を選択し確定すれば完了です。

仮想通貨FXのOCO注文

OCO注文」とは指値注文と逆指値注文を同時に注文することができる注文方法です。しかし、どちらかの注文が成立すれば片方の注文は自動でキャンセルされます。

例えば、1BTC=50万円でビットコインを購入し60万円まで価格が上昇すれば注文を利確、上昇せずに49万円まで価格が下がってしまった場合には損切りしようと考えていたとします。

そうした場合に「60万円になったら利確(指値)と49万円になったら損切り(逆指値)」という2つの注文を同時に行うことができる注文方法がOCO注文です。他の取引所にはOCO注文の機能がない取引所もありますので、非常に重宝される注文方法と言えます。

GMO OCO注文

①「ETH/JPY」を選択する。
②「OCO」を選択する。
③売買区分「売」もしくは「買」を選択する。
④取引数量を入力する。
⑤指値レートを入力する。
⑥逆指値レートを入力する。

入力内容に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」を選択し確定すれば完了です。

仮想通貨FXのIFD-OCO注文

IFO注文」はOCO注文とIFD注文を組み合わせた注文方法で、新たな注文が成立すればそのポジションを決済するための2つの注文パターンを設定することができます。特に、相場の押し目のタイミングで有効活用できる注文方法です。

例えば、1BTC70万円まで上昇トレンドが継続しており、65万円まで価格が減少すると予想していたとします。

そこで、IFO注文で「1BTC65万円の押し目まで下落したら買う」という新たな指値注文を出し、「1BTC75万円まで上昇したら売る」という利確のための指値注文と、「1BTC64万円まで下落したら買う」という損切りのための逆指値注文を同時に注文します。

そうすれば、価格が上昇すれば10万円の利益になり、下落したとしても1万円の損失で済ませることができます。

GMO IFO注文

①「ETH/JPY」を選択する。
②「IFD-OCO」を選択する。
③新規注文の各項目を入力する。
④決済注文の各項目を入力する。

入力内容に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」を選択し確定すれば完了です。

GMOコインでのイーサリアムの購入方法のまとめ

GMOコインの購入方法や売却方法、メリット・デメリットについて参考にしていただけましたでしょうか?

GMOコインは「各種手数料が安い」「ビットレ君」「セキュリティの強さ」「アルトコインのレバレッジ取引」などの強みを持つ取引所で、様々な用途に合わせて利用できるバランスの良い取引所と言えます。

口座開設は5分もあれば簡単に登録できますので、まだGMOコインの口座を開設していない方はぜひご検討ください。

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