ジョブコイン(JobCoin)の特徴まとめ。これから価格は上がる?

「ジョブコイン(JobCoin)はどのようなプロジェクトを抱えているの?」
「ジョブコイン(JobCoin)はなぜ注目されているの?」
「ジョブコイン(JobCoin)はこれから価格は上がる?」
このような悩みや疑問はありませんか?

仮想通貨ジョブコイン(JobCoin)は「世の中の貧困や不平等を減らす」ことを目的に取り組まれているプロジェクトで、2019年5月8日には仮想通貨取引所CoinBeneにIEO、そして上場を実施し、大きく価格が高騰したことで注目を浴びた通貨です。

ニュースやネットでも話題になったため、ジョブコインが気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事ではジョブコイン(JobCoin)の基本情報から特徴、導入メリットについて解説していきます。

Coincheck

仮想通貨ジョブコイン(JobCoin)とは

JobCoin

運営組織 ジョブコイン財団
代表取締役 Sammy Oh
通貨名称 JOBCOIN(ジョブコイン)
通貨単位 JOB
公式サイト・SNS 公式サイト
公式Twitter
facebook:JobCoin (Japanコミュニティ)
ホワイトペーパー

冒頭で説明したように、ジョブコイン(JobCoin)は「世の中の貧困や不平等をなくす」ことを目指して開発された仮想通貨で、ブロックチェーンを使用した「給料前払いシステム」を提供しています。

ジョブコインの給料前払いシステムを導入すれば、従業員が前月の締め日から現在までの期間でどれだけ働いたかを確認・管理することができます。そして、仕事量に応じた報酬をジョブコインが肩代わりして労働者に支払います。

このような仕組みのため、ジョブコインが信用審査をする相手は、労働者ではなく企業が対象となります。もし、企業が審査にクリアすれば労働者は手間なく簡単に申請を行うことができます。

また、労働者と企業の間に「信用」が存在するため、直接取引する消費者金融などの利息に比べると費用を抑えることができます。

仮想通貨女子
労働者と企業の間に信用ってどういうこと?
仮想通貨トレーダー
クレジットカードと同じ原理です。消費者と企業の決済をクレジットカード会社が仲介し、取引に信用を持たせることで成り立たせています。商品を買ったのに送られてこなかったり、商品を送ったのに支払いがされないといったリスクを防げます。
仮想通貨女子
なるほど!
仮想通貨トレーダー
企業側は今まで通り月に1度だけ給与の支払いを行うだけですので、企業側に負担はなく従業員にはメリットが残ります。さらに、給与の受け取りは「現金」もしくは「ジョブコイン」で受け取ることが可能になります。
仮想通貨女子
確かに、一回だけお金なくて消費者金融でお金借りたことある。。
仮想通貨トレーダー
様々な経済状況にある消費者を支えることもできるので、従業員からするとないよりはあったほうが良いサービスですよね。

JobCoin Card

ジョブコインを導入した企業の労働者にはジョブコインのカードが配布されます。

もちろん、主な利用用途は支払いや現金の入出で、今後は世界中の店舗と提携しているビザやデビットカードとの提携も進められるでしょう。

ジョブコイン(JobCoin)の特徴

JobCoinシステム

ジョブコイン(JobCoin)の特徴は以下の通りです。

  • 給与前払いシステム
  • リアルタイムでの給与受け取り
  • 簡単に賃金を送金
  • 低いコスト手数料

順に解説していきます。

給与前払いシステム

給与前払いシステムを導入することで従業員は早期段階で賃金を受け取ることができます。

さらに、将来的にはジョブコインシステムを導入した企業は従業員の増加、就職後の定着率の増加が見込めるとされています。

リアルタイムでの給与受け取り

ブロックチェーン技術と「JobCoin Payment」の利用で、リアルタイム支払いが可能になり、国際送金コストは無料になります。

送受金においてもウォレットやカードで手軽に行えることができますので、高い利便性に期待ができます。

簡単に賃金を送金

貧困層や出生国によっては金融機関から信用を得られないため口座を開設することすらできない人々が世界中にはたくさんいます。また、もし口座を開設できたとしても、従来の国際送金システムでは銀行などの金融機関を経由しなければ国際送金を行うことはできませんでした。

ジョブコインを導入すれば、銀行口座に登録していなくても国際送金を容易に行えるようになります。

低いコスト手数料

仮想通貨取引所の提携・開設が進めば、より低コストで他の通貨との売買や資金の入出が簡単になります。

さらに、ジョブコインに対応した店舗を増やすことで支払いサービスの拡充が可能です。

ジョブコイン(JobCoin)が貧困問題を解決

貧困問題

世界には銀行口座を持つことすらできない人が発展途上国で約20億人もいると言われています。また、その中には貧困な家計を豊かにするべく海外に出稼ぎに出る労働者や移民が多くいます。

しかし、日本から海外に国際送金する際に送金時間は3日〜7日、送金量は4000~5000円ほどかかるのと同様に、出稼ぎ労働者たちは高い手数料を払って仕送りをしています。

仮想通貨女子
え、日本でもそんなにかかるの?
仮想通貨トレーダー
はい、この問題を解決すると期待されている通貨がビットコインではありましたが、ビットコインではスケーラビリティ問題や手数料もそれなりに発生するため実現は難しいとされています。

現在、ジョブコインは世界中の取引所との連携やジョブコイン独自の取引所の開設も進めており、国際送金の際にはジョブコインで送金し、受け取り先の通貨で現金を引き出せる仕組みを作っています。

仮想通貨女子
ジョブコインって世の中の弱者を救う素敵なプロジェクトね!
仮想通貨トレーダー
おっしゃる通りですね。しかし、ビジョンを語れてもその実現は容易ではないはずです。良さそうなプロジェクトであっても安易に投資しないように気をつけましょう。

日本では少子高齢化が進み驚異的な勢いで人口が減少していきますので、人口減少対策のひとつとして移民の受け入れが積極的に行われます。

しかし、日本企業の不正が発覚し今ではちょっとした問題になっています。

そうした信用問題の解決や新たな労働者の確保としてもジョブコインの導入が加速する可能性も考えられます。

ジョブコイン(JobCoin)のIEO

ジョブコインのIEOが実施された取引所は以下の通りです。

  • CoinBene(コインベネ)
  • BitKing(ビットキング)

2019年5月8日CoinBeneにIEO

ジョブコイン(JobCoin)は2019年5月8日に海外取引所ランキングトップ10位に入るCoinBeneでIEOを実施しました。当初は5月8日11:00~5月16日11:00の予定でしたが、トークンセールは1日のうちに終了し、資金調達は成功に終わりました。

実はCoinBeneではいくつかの仮想通貨がIEOを実施していますが、今までに完売できた通貨はジョブコインのみです。そのため、CoinBene取引所ではジョブコインを称賛する声や外部のユーザーからも大きな注目を浴びました。

ジョブコインは5月17日にCoinBeneに上場しており、取引が開始されています。

2019年5月15日BitKingにIEO

ジョブコインはCoinBeneでのIEOに続いて、2019年5月15日に200倍のレバレッジを誇る海外取引所で有名なBitKingにてIEOを実施しました。

CoinBeneではジョブコインを買える通貨はBTCだけでしたが、BitKingではBTC、ETH、XRP、ADA、BCH、XLMの6種類の通貨で購入可能です。

BKGがCoinBeneに上場!ジョブコインの価格も上場?

BitKing取引所は取引所トークン「BKG」を発行することを決定し、2019年7月11日には海外取引所CoinBeneに上場しています。

BitKing取引所ではジョブコイン(Jobcoin)も証拠金として取り扱うことやジョブコインとの提携を進めていくと発表しているため、ジョブコインの今後の価格動向にも影響が出る見込みです。

仮想通貨トレーダー
実際に、BitKing取引所のBKGがCoinBeneに上場したことで、ジョブコインの価格も高騰したようですね。

まとめ

・仮想通貨ジョブコイン(JobCoin)は「世の中の貧困や不平等を減らす」ことを目的に取り組まれているプロジェクトである。
・2019年5月8日には仮想通貨取引所CoinBeneにIEOを実施、その後上場している。
・ジョブコインの給料前払いではジョブコインが肩代わりして労働者に給与を支払うことで、従業員は翌月末の給与の支払日ではなく、働いた分の賃金を早期段階で引き出すことが可能になる。
・ジョブコインの利用で大きく期待されていることは国際送金のコスト削減で、世界の貧困問題を解決する手助けとなる。
ジョブコインの概要やメリット、特徴について解説しましたが参考にしていただけましたでしょうか?

ジョブコインは2019年で注目を集めている通貨で、今後もIEOや上場する取引所が増えることにも期待されています。

ジョブコインに興味のある方はニュースやイベント情報をネットで収集するようにし、投資するチャンスを逃さないようにしましょう。