「楽天ウォレットの特徴やメリット・デメリットが知りたい」
「楽天ウォレットでは何ができるの?」
このような疑問を抱えていませんか?
楽天ウォレットは、楽天グループの傘下にある仮想通貨事業を専門とする会社です。
楽天といえば、ショッピングや電子マネー、証券など様々なサービスを提供している親しみのある日本企業ですよね。
もし、楽天が仮想通貨事業を始めれば既存サービスとの連携が実施され、ポイントを集めやすくなったり、仮想通貨で決済が可能になるなどの展開が予想されます。
そこで、本記事では楽天ウォレットの概要や特徴、メリット・デメリットや登録方法について解説していきます。
楽天ウォレットの基本情報と特徴
運営会社 | 楽天ウォレット株式会社 | |
---|---|---|
代表者 | 山田 達也 | |
設立日 | 2016年12月15日 | |
拠点 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 | |
資本金 | 13億8千万円 | |
事業所種別 | 成行注文 | |
日本語対応 | 対応 | |
取り扱い通貨数 | 3種類 | |
アプリ | 2019年6月より開始予定 | |
セキュリティ | ||
サポート | 24時間サポート | |
公式HP・SNS | https://www.rakuten-wallet.co.jp/ 公式Facebook |
キャンペーン名 | 楽天スーパーポイント1,000ポイントプレゼントキャンペーン |
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キャンペーン申し込み期限 | 2019年7月16日(火) 15:00 ~ 2019年9月30日(月) 23:59 |
キャンペーン条件 | 2019年10月11日(金)までに口座開設完了された方が対象 |
キャンペーン内容 | 楽天スーパーポイントを1,000ポイント分プレゼント |
その他 | ・2019年11月8日(金)までに進呈。 ・楽天ウォレットでの口座開設には楽天会員登録と楽天銀行口座が必要。 |
楽天ウォレットでは【2019年7月16日(火) 15:00 ~ 2019年9月30日(月) 23:59】でキャンペーンへの申し込みを行い、2019年10月11日(金)までに口座開設を完了させた方には、楽天スーパーポイントを1,000分プレゼントする企画を実施しています。
キャンペーンの詳細はこちらからも確認できます。
楽天ウォレットの取り扱い通貨
日本円ペア | ビットコインペア | |
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ビットコイン | ◯ | – |
イーサリアム | ◯ | × |
ビットコインキャッシュ | ◯ | × |
楽天ウォレットで取り扱われている通貨はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)の3種類の通貨のみです。
通貨ペアはいずれも日本円(JPY)とのペアでビットコインとのアルトコインのペアはありません。
楽天ウォレットの手数料
取引手数料 | 無料 |
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日本円入金 | 無料 |
日本円出金 | 300円 |
仮想通貨入庫 | 無料 |
仮想通貨出庫 | BTC:0.001、ETH:0.01、BCH:0.01 |
楽天ウォレットの手数料は、他の取引所と比べるとやや割安といえるでしょう。
しかし、取引手数料は「無料」ではありますが、成行注文でしか注文できないため買値と売値の価格差であるスプレッドが広がる可能性はあります。
また、出金手数料や出庫(送金手数料)では、GMOコインやビットポイントが手数料無料であることに比べると若干お高めです。
楽天ウォレットのメリット
楽天ウォレットのメリットにはどんなメリットがあるのでしょうか?
具体的なものは以下のようなものになります。
- 楽天ブランドの「信用」
- 安心のセキュリティ
- 楽天会員であれば口座開設がより簡単
- 手数料がやや安い
楽天ブランドの「信用」
楽天ウォレットは楽天グループの傘下で運営されています。そのため、楽天グループが培ってきたインターネットサービスや金融サービスのノウハウを楽天ウォレット内で活用でき、よりスムーズな事業展開と質の高いサービスの提供が可能です。
また、ユーザーにとっても普段利用している楽天ショッピングや楽天証券などを運営している楽天が開発する仮想通貨サービスであれば安心でき、事業拡大にも期待できます。
安心のセキュリティ
楽天ウォレットは多くのインターネットサービス、金融サービスを手がける楽天グループが管理していますので、当然セキュリティについても厳しく対策が施されています。
楽天会員であれば口座開設がより簡単
楽天ウォレットの口座開設には「楽天アカウント」と「楽天銀行の口座」が必要となります。
しかし、この2つをすでにお持ちのユーザーは楽天銀行のアカウントと連携し、ウェブ上で必要書類の入力をするだけで口座開設が完了しますので非常に簡単です。
手数料がやや安い
楽天ウォレットでは、入金や取引手数料が無料で、出金手数料は300円です。
国内の取引所と比較するとやや安い設定になっており、ユーザーは低コストで売買や送金をすることが可能です。
楽天ウォレットのデメリット
楽天ウォレットのデメリットにはデメリットもあります。
- 取り扱い通貨が少ない
- 成行注文しかない
- 楽天会員でなければ口座開設が手間
それぞれ解説してきます。
取り扱い通貨が少ない
楽天ウォレットで取り扱われている通貨は
- ビットコイン(BCT)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
の3つの通貨です。
他の取引所と比較すると楽天ウォレットの取り扱い通貨数は少ないため、より多くの通貨で売買を行いたい方には不向きです。
成行注文しかない
2019年7月29日時点では楽天ウォレットで行える注文方法は成行注文のみです。つまり、販売所形式です。
販売所形式とは、販売事業者とユーザーが売買を行う形式で、ユーザーとユーザーが直接取引する取引所形式よりも簡単に取引できますが、スプレッドによる実質の手数料が負担になります。
楽天ウォレットでは「成行注文」のみでしか用意されていませんので、仮想通貨初心者には向いていますが、売買に慣れている方には注文方法が少なく、スプレッドも負担となるためあまりおすすめではありません。
楽天会員でなければ口座開設が手間
楽天ウォレットの口座開設には「楽天アカウント」と「楽天銀行の口座」が必要ですが、もし、持っていない場合は他の取引所よりも開設の手間がかかります。
特に楽天銀行の開設手続きには時間を必要としますので、1日でも早く仮想通貨の売買を始めたい方にはおすすめしません。
楽天ウォレットを開設しようとしたんだけど、楽天銀行の口座作ったまま、情報がわからなくて、開設を諦めた…
— アラタ (arata) / CRYPTO TIMES (@cry_curr_ar) 2019年4月19日
また、楽天アカウント・楽天銀行・楽天ウォレットと情報入力・登録を行うため、困惑してしまう方もいます。
より簡単にすぐに始めたい方は他の取引所を検討し、時間や手間はかかっても楽天ウォレットを利用したい方は口座開設を進めてもよいでしょう。
楽天ウォレットの評判の口コミ
楽天ウォレットの評判はどのようなものでしょうか?良い口コミと悪い口コミを紹介します。
楽天ウォレットの良い口コミ
楽天ウォレット口座開設のために作った楽天銀行デビッドカードが届いた😬今までカードに勝手に危険なイメージ持ってたから 遅いけど初カードデビュー⤴ これでお金下ろしにわざわざATM並ばなくていいしその場で決済、ネットバンクだからスマホで振込めるも嬉しい😊
楽天生活始めますヾ(๑╹◡╹)ノ"💳 pic.twitter.com/8RVpNczzv3— 🎐イッツマイン🎐Lv.72 (@Its_aSmallWorl6) 2019年4月28日
楽天ウォレットを機会にオンラインで振込手続きや残高確認を行える楽天銀行を開設される方も多くいるようです。
しかも楽天ウォレットのホームページ。これから仮想通貨取引もだけど楽天市場も証券も銀行もひとつにまとめられてて分かりやすいし使いやすい!まだ昨日楽天銀行カード届いてからの、楽天ウォレット開設の審査中だけどこういう分かりやすいって普及に大事なことだと思う⤴︎この先楽しみになってきた🙂 pic.twitter.com/Swq2QVRuVj
— 🎐イッツマイン🎐Lv.72 (@Its_aSmallWorl6) 2019年4月28日
楽天ウォレットや楽天市場、楽天証券などのサービスもユーザーが使いやすいように直感的なデザインで設計されており、ユーザーからのポジティブな評価をされています。
使わないかもだけど、楽天ウォレットの口座を開設。楽天ユーザIDと楽天銀行の口座があれば、半日程度で口座開設できるからお手軽なのが良い。
— iToro (@iToro) 2019年4月16日
楽天ユーザIDと楽天銀行の口座があればすぐに口座開設が完了します。
取引所の口座開設は多くの情報を入力したり、審査を通したりと手間がかかりますが楽天ウォレットを利用すれば手軽に手続きを完了できます。
楽天ウォレットの悪い口コミ
楽天ウォレット、一度に取引発注できる最大量が5BTC。
ビットバンクと比べてもかなり少ないな。
金持ちにはあまり使い勝手良くなさそう。
BTC、ETH、BCHの3つが取扱通貨というのもややセンスに欠けますね。頑張ってください。— Guko (@crypt_guko) 2019年4月19日
楽天ウォレットでは一度に発注できる最大取引量が5BTCと非常に低く設定されています。そのため、大きな資金を運用するお金持ちの投資家にとっては運用しにくい取引所でしょう。
拝啓、楽天ウォレット様
今のところ日本で1番人気のある仮想通貨、XRPの取り扱いが無い様ですが、上場を検討して頂けないでしょうか?
楽天ウォレット様に上場された折には必ずや利用させて頂き、じゃんじゃんお金を落とす事を約束致します。#楽天ウォレット
— だいじん🌙 (@XRP_daijin) March 1, 2019
楽天はよー!夏以降に延期ってなをなん?XRP取り扱ってよ!三木谷さん!頼んますよ!株でも楽天証券だったので!多分使いやすいと思う!
まだ口座開設していませんが!始まる頃キャンペーンとかあるか確認してからの口座開設ですね!セコいので🤣#楽天ウォレットhttps://t.co/GgT2yN1I2E— 買い増しロボ LISK&VOTE (@430moroq) July 22, 2019
日本で人気のある仮想通貨リップル(XRP)の取り扱いを行なっていないのは残念ですよね。楽天ではまだ3種類の通貨しか用意されていませんので、今後新たに上場する通貨が出てくる可能性は高いといえます。
楽天ウォレット登録してみた!
口座開設審査が完了
「取引の開始まで今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
で、2日経過。
意外と時間かかる。#仮想通貨 #楽天ウォレット— パリ子 (@mmboxpariko) July 19, 2019
楽天ウォレットはサービスを開始したばかりからなのか、少し手続きに時間を要するようです。
楽天ウォレットのセキュリティ
楽天ウォレットのセキュリティは以下の通りです。
コールドウォレット | ◯ |
---|---|
マルチシグ | ◯ |
2段階認証 | ◯ |
資産の分割管理 | ◯ |
楽天ウォレットは「コールドウォレット」「マルチシグ」「2段階認証」「資産の分割管理」のセキュリティ対策を実施しています。
2018年でコインチェック取引所やザイフ取引所が仮想通貨流出事件を起こした原因は、常にオンライン上で管理される「ホットウォレット」で管理していたことや、複数の秘密鍵を使って資金移動の認証を行う「マルチシグ」を使っていなかったからです。
しかし、ホットウォレットは資金の流動性を高められるために、楽天ウォレットでも導入は不可欠です。
そのため、万が一ハッキングされたとしても補償してくれるかどうかを見極める必要があります。
楽天ウォレットの登録方法
楽天ウォレットの登録は以下の手順で進めます。
1.楽天会員ログインして申し込みフォームを入力
2.楽天銀行を連携、口座振替サービスの申し込み
楽天会員ログインして申し込みフォームを入力
まずは、楽天ウォレットのトップページに表示されている「今すぐ口座開設」を選択します。
口座開設の新規申込には、「楽天会員ユーザID」と「楽天銀行口座」が必要です。
すでにお持ちの方は、「同意して進む」を選択します。
楽天会員にログインします。IDとパスワードを入力し「ログイン」を選択します。
楽天会員情報を確認し、間違いがなければ「OK」を選択します。
各種交付書面の承諾をします。「内容を確認」を開いてそれぞれ確認し、問題がなければ「承諾して進む」を選択します。
次に個人情報情報の入力を行います。
楽天ウォレットのIDとパスワードを登録します。
次に基本情報の入力をします。
住所の入力を行います。
出金先の金融機関の登録をし、仮想通貨の開発やプロジェクトに関わっているかどうかに回答します。
楽天ウォレットでの取引の目的を選択します。そして、勤務先の情報を入力します。
収入源の入力と投資経験について入力をします。
これで完了です。次の画面で入力情報に誤りがないか確認し、楽天ウォレットの申し込みを行います。
「口座開設の新規申込の受付が完了しました」と表示されていればOKです。
続いて、楽天ウォレット口座へ入出金を行うためには楽天銀行に接続する必要がありますので、ページ下部の「楽天銀行への接続」を選択してください。
楽天銀行への接続が完了したら、楽天が申込内容の審査を実施してくれます。審査状況はご自身のマイページで確認できます。
楽天銀行を連携、口座振替サービスの申し込み
楽天銀行にログインし、「ワンタイムキー」で本人確認のための認証を行います。
暗証番号を入力し、「実行」をクリックします。
これらが完了したあとは、審査の結果を待つのみです。
楽天ウォレットまとめ
- 株式会社楽天ウォレットは、2017年3月30日から「仮想通貨決済による経済圏の拡大」と「楽天証券での仮想通貨運用」を理由にサービス提供を開始している。
- 旧みんなのビットコインが楽天ウォレットとして運用されている。
- 楽天株式会社によると将来的にはEコマース(ショッピングなど)や実店舗での決済、P2P上での決済として、仮想通貨決済の役割が大きくなっていく可能性がある
- 楽天グループの参加には楽天証券があり、顧客からも仮想通貨による運用を始めて欲しいとの声が多くあり、参入を検討する大きな理由となっている。
- 楽天ウォレットでの注文方法は2019年7月時点では成行注文しかない。
楽天ウォレットの基本情報や特徴、手数料などについて解説しましたが参考にしていただけましたでしょうか?
楽天ウォレットは楽天グループという大きな組織が運営する取引所になりますので、今後多くの方が利用し始める可能性がでしょう。
また、楽天ポイント付与のキャンペーンも実施されていますので興味のある方はこの機会に口座を開設してみてください。