取引所のなかでもお得に買えるところがいい
日本の取引所では買えない?
テゾスをお得に購入できる取引所を探していませんか?
結論から言うとテゾスは日本の取引所では購入できません。
以下の海外の取引所から購入できます。
- Gate.io
- Kraken
- Bitfinex
- UEX
- HitBTC
Tezosの特徴紹介
Tezosの基本情報をおさらいしてみましょう。
通貨単位 | XTZ |
---|---|
価格 | 1XTZ=約37.24円 |
Tezosはスマートコントラクトを搭載しているため、イーサリアムと比較されることが多いです。
しかし既存の仮想通貨とは違い、取引・ネットワーク・承認のそれぞれのシステムを独立させているためハードフォークをしなくても大幅なアップデートが可能です。
ハードフォークの必要性がないことは、リスクが少なく安定した運営ができるという大きなメリットがあります。
こういった革新的な点や、有名な投資家であるティム・ドレイパー氏が協力したことで世界的な関心を集めICOで巨額の資金調達に成功しました。
ICO終了後は諸般の事情で開発が遅れていたものの、最近やっとメインネットが公開されたりと動きが活発になってきており注目のコインです。
Tezosの歴史
Tezosのプロジェクトが考案されたのは、2014年ごろのことです。
当時すでにビットコインやイーサリアムなど有名な仮想通過は誕生し運用されていましたが、まだまだ課題も残っていました。
仮想通貨はわずか数年で市場が急成長したため、急速に拡大した需要や問題点に対応しきれずにいたのです。
具体的には、トラブルが原因のハードフォーク(分裂)や取引承認の大幅な遅延などが上げられます。
開発者のブレイトマン夫妻は大手金融会社に勤務していた経歴を生かし、実用的で安定したプラットフォームの開発をスタートしました。
2017年7月にICOがスタートし最終的には260億円以上の資金が集まり数々のメディアで特集されるなど順風満帆に開発が進むかのように思われましたが・・・。
運営陣で意見が割れたことに端を発して、次々と訴訟問題が起こってしまい開発は長期間停滞してしまいました。
すべての訴訟が落ち着いたのは2018年8月で、ICOから1年以上動きがなかったことになります。
それ以降は、遅れを取り戻すかのようにメインネットの運用や、研究所などとの提携を発表し価格も上昇傾向にあります。
Tezosのこれまでの相場の動き
Tezosがこれまでどのような価格推移をたどってきたか振り返ってみましょう。
投資を考えている人にとっては、価格予想にもなりえるかもしれません。
2017年7月に行われたICOでの販売価格は、1XTZ=約50円ほどでした。
その後は100円~200円ほどで取引されていましたが、訴訟問題も影響し特にチャートに変化は見られませんでした。
しかし、2017年12月に突如として1XTZ=約1,000円ほどまで急上昇します。
なぜこんなに急に価格が伸びたのか?という疑問については、Tezosの将来性を見越してのことだ。という意見もありますが、決してそれだけではないでしょう。
というのも2017年、特に年末にかけては仮想通貨市場はバブル的な様相でした。
ビットコインの価格は一時200万円ほどに上がり、他のアルトコインにも資金が集まり市場全体が急騰したのです。
この時期の価格高騰はマネーゲームに巻き込まれたというべきものでしょう。
その後2018年に入ると、再び数百円台に落ち着きます。
一連の訴訟問題が落ち着き9月にメインネットが公開されると、一気に価格は1XTZ=120円から30%ほど上昇。
10月には大手取引所Krakenへの上場が発表されるなど、価格上昇の好材料となるニュースが続きました。
現在は1XTZ=約37円と、ゆるやかにチャートも落ち着きを見せています。
tezosが購入できる取引所
現在Tezosは日本の取引所には上場していません。
下記でご紹介する海外の取引所で購入できます。
Gate.io
2018年12月現在、もっともTezosの取引量が多いのがGate.ioです。
香港に拠点を置く中国系の仮想通貨取引所で、上場銘柄が200種類以上あるのが人気です。
基軸通貨は
- Tether(USDT)
- BitCoin(BTC)
- Ethereum(ETH)
- Quantum(Qtum)
の4種類です。
TezosはこのうちUSTD/BTC/ETHの3種類に対応しています。
新興コインや草コインなど、ICO直後であったり価格がまだ安い銘柄を積極的に上場させるのが特徴。
Gate.ioで人気の銘柄は、BinanceやHuobiなどの大手取引所に上場することも多く、エアドロップによるコイン配布イベントも頻繁に行われるため青田買いしたい投資家から人気です。
取引にかかる手数料は0.2%で、平均的な数値。
ただ、この取引手数料は取引額に応じて変化します。
取引した金額が多ければ割引率も高くなり、1~10のレベルが設けられています。
Kraken
かつては日本でもサービスを展開していたため、名前を知っている人も多いでしょう。
米・サンフランシスコに拠点を置き、世界的にも上位の取引量を誇る大手仮想通貨取引所です。
取り扱い銘柄はTezosを含めて約20種類とそれほど多くありませんが、
- アメリカドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- ポンド(GBR)
- カナダドル(CND)
- 日本円(JPY)
と、法定通貨とのペアが豊富なためFXをするユーザーからも人気があります。
5倍までのレバレッジ取引が利用できたり、細やかなサービスが利用できる取引所なのですが、昨今の規制強化の影響で残念ながら日本居住者は利用できません。
UEX
2018年5月にサービスが開始されたばかりの新しい取引所です。
カリブ海のヴァージン諸島に本拠地を置いており、ニューヨーク・サンフランシスコ・台北にオフィスを構えているんだそう。
まだ新しいにもかかわらず取引量30位台につけるなど今後を期待されている取引所でもあります。
詳細はあまり明らかにはなっていませんが、対応言語からして中華系だと思われます。
基軸通貨は
- BTC
- ETH
- USDT
の3種類。
24種類のコインが上場しています。
Bitfinex
https://www.bitfinex.com/Bitfinexは香港の大手仮想通貨取引所です。
60種類以上の銘柄が利用できるだけでなく、取引量も世界でもトップクラスで流動性が高くフレッシュな取引ができると多くの投資家から評価されています。
取引手数料は0.1~0.2%と平均的な水準で、直近30日間の取引量が多いほど安くなります。
TradingViewを搭載した高機能チャートや、最大3.3倍のレバレッジ取引、ユーザー間で貸し借りができるレンディングシステムなど、機能が豊富であることも特徴です。
ただ、2018年に入ってから最低入金額や出金手数料が高くなったり予告なく仕様を変化していることもあり、どちらかといえば中級者~上級者向けの取引所だと言えます。
HitBTC
HitBTCは、オフィスの登録が当初イギリスで行われたためしばしばイギリスの仮想通貨取引所として紹介されますが、これは誤りです。
https://hitbtc.com/NOAH-to-BTC
現在は香港で登記され、実際のオフィスはチリにあることが分かっています。
ユーザー登録が手軽で300種類以上ものコインが上場しており、取引手数料も0.1%とお手ごろでサブ取引所として使う人が多いようです。
ICO直後の銘柄をスピーディに取り扱うことでも知られていて、
- Tron
- Zcash
- Bitcoin Gold
などは他の取引所に先駆けて上場させ、これらのコインの価格上昇に一役買っています。
指値注文(価格を指定して注文を出すこと)を利用すると、取引額に0.01%上乗せしてくれるお得なサービスなどもありますが預けっぱなしにすると預金手数料がかかるので注意が必要です。
2018年6月から日本居住者へのサービスが停止されていますが、金融庁との話し合いを進めているそうで日本市場へ参入する可能性もあります。
今すぐTezosを買いたいという人は、他の取引所を利用するといいでしょう。
- Tezosは従来の仮想通貨を補う機能を持ったコイン
- 訴訟問題が解決したのが最近なので今後大きく動く可能性も
- Tezosが買える取引所は複数あるが、日本から利用できないところもあるので注意
今回は、仮想通貨Tezosがこれまでどんな歴史を歩んできたか、価格がどんな動きをしていいたか、どの取引所で購入できるか。について解説しました。
もともと価格は高くはありませんでしたが、チャートが落ち着いている現在は買い時かもしれません。
ただ、動き始めたばかりのプロジェクトなので様子を見ながら余剰資金で投資を行うことをおすすめします。