みんなの仮想通貨への意識調査大アンケート!【300人に聞きました】

2019年現在、仮想通貨の取引をされている方、仮想通貨に興味を持っている人は世間ではどれくらいの割合でいるのでしょうか?

10年ほど前からビットコイン(BTC)が度々ニュースなどで取り上げられ、2017年12月には1BTCの価値が200万円を超えて一気に有名になりました。

そんなBTCを含むさまざまな仮想通貨(暗号資産)に2019年9月現在、世間ではどれだけの方が興味や関心を持っているのか?

そんな疑問を調査するべく、コインハックツ編集部では仮想通貨への興味・関心についてのアンケートを300人に向けて実施。

現在の世間の仮想通貨に関する意識を徹底的に調べてみました。

その気になる内容と集計結果について紹介します。

Coincheck

仮想通貨への興味・関心についてのアンケートの目的

コインハックツ編集部で仮想通貨への興味・関心についてのアンケートを行った目的は、2019年9月の時点でどれだけの方が仮想通貨(暗号資産)に興味を持っているのかを調べるためでした。

仮想通貨バブルが2017年の年末にはじけ、今現在の仮想通貨に関する世間の意識を探るために実施いたしました。

アンケートはネット上で行った調査で、調査期間1週間、対象は日本人300人、1人1回までの回答と制限を設けて行いました。

アンケートの内容は以下の13項目。

  • 1.性別を教えて下さい
  • 2.年齢を教えて下さい
  • 3.仮想通貨を保有していますか?
  • 4.3で「はい」と答えた方。取引所はどこを使っていますか?
  • 5.3で「はい」と答えた方。どれくらいの頻度で取引していますか?
  • 6.3で「はい」と答えた方。儲かっていますか?
  • 7.3で「はい」と答えた方。どれくらい仮想通貨を買いましたか?
  • 8.3で「はい」と答えた方。ポートフォリオで一番多い銘柄は?
  • 9.3で「いいえ」と答えた方。今後買おうと思いますか?
  • 10.9で「買う予定はない」と答えた方。それはなぜですか?
  • 11.仮想通貨・ブロックチェーンは今後どうなると思いますか?
  • 12.取引所を使うとしたら、なにを決め手に選びますか?
  • 13.今後、仮想通貨の値段は上がると思いますか?

では、ここから気になる集計結果を見てみましょう。

仮想通貨への興味・関心/アンケートの集計結果

2019年5月に仮想通貨という呼び名から「暗号資産」への呼称変更などを盛り込んだ資金決済法や金融商品取引法の改正法が国会で可決成立し話題が絶えない仮想通貨。

‟仮想通貨の興味・関心についてのアンケート“から、2019年現在の人々の興味や関心について詳しく見てみましょう。

Q1.性別

性別
今回のアンケートでは、はじめに性別を伺いました。

回答してくれた方は、男性が134人、女性が166人という結果でした。

それほど差の無い結果となりましたが、実施した時間帯が平日の昼間ということもあったので別の時間帯でアンケートを実施すれば男女の比率が逆転することも考えられます。

依頼をかけてからわずか数時間で終了した今回のアンケート結果から、男女共に仮想通貨への興味や関心は高いということがわかりました。

Q2.年齢

年齢
次に、仮想通貨に興味や関心がある方の年代が気になったので年齢を聞いてみました。

年齢は、10代が3人、20代が98人、30代が103人、40代が61人、50代以上が35人という集計結果でした。

10代は多くありませんでしたが、20代を超えるとどの世代でも仮想通貨に興味や関心を持っているのだということがわかりました。

Q3.仮想通貨を保有している?

仮想通貨を保有している?
この質問については意外なアンケート結果になりました。

アンケートの依頼をかけてからわずか数時間で300人分を集めることができたので、多くの方が仮想通貨を保有しているものだと思ったのですが、「はい」と答えた方がわずか39人でした。

この調査からは、仮想通貨に興味や関心はあるけれども、取引まではしたくない・できないといった人の心理状態を伺うことができる結果となりました。

実際に仮想通貨を持っている人は、一般的にはまだまだ少ないのが現状と言えそうです。

Q4.3で「はい」と答えた方。取引所はどこを使っている?

取引所はどこを使っている?
続いて仮想通貨を保有している方に、どの取引所を使っているのかを聞いてみました。

回答が多かった順に並べると、「bitflyer」が18人、「Binance」が13人、「GMOcoin」12人「DMM Bitcoin」11人、「zaif」が10人、「coincheck」が8人「bitbank」が6人、「bitstock」が5人、「COIN BASE」が5人という結果でした。

仮想通貨を保有している人は1つの取引所だけでなく複数の取引所を使用していることが分かりました。

皆さん色々な取引所をうまく使い分けているようですね。

Q5.3で「はい」と答えた方。どれくらいの頻度で取引している?

どれくらいの頻度で取引している?
仮想通貨を保有している方39人にどれくらいの頻度で取引をしているのかを伺ったところ、「毎日」と答えた方が4人、「2~3日に1回程度」と答えた方が3人、「1週間に1回程度」と答えた方が7人、「1ヶ月に1回程度」と答えた方が13人、「3ヶ月に1回程度」と答えた方が2人、「その他」と答えた方が10人でした。

仮想通貨はFXなどと比べてもスプレッドが高いので「1ヶ月に1回程度」と答えた方が一番多かったのも納得できる結果でした。

この結果から、仮想通貨はデイトレードを行う方よりも、長期保有されている方のが多いのではないかと予想することもできます。

Q6.3で「はい」と答えた方。儲かっていますか?

儲かっていますか?
ストレートにこんな質問もしてみました。

「儲かっている」と答えた方が10人、「損した」と答えた方が12人、「どちらでもない」と答えた方が17人でした。

ビットコインで億り人(億万長者になった人)になった人もいる中、その後の急激な下降トレンドで損をした人、上昇トレンドに乗ったものの、その後の下降トレンドで利益も損出もなかった人、さまざまなことが予想できる集計結果となりました。

乱高下が激しい仮想通貨ならではのアンケート結果と納得することができます。

Q7.3で「はい」と答えた方。どれくらい仮想通貨を買った?

どれくらい仮想通貨を買った?
続いて、現在仮想通貨を保有している方にどれくらい買ったのかを伺ってみました。

「1万円以下」と答えた方が2人、「10万円以下」と答えた方が6人、「30万円以下」と答えた方が7人、「50万円以下」と答えた方が10人、「100万円以上」と答えた方が14人でした。

実際に取引をしている方は、高額取引をされている方が多いということがわかるアンケート結果となりました。

Q8.3で「はい」と答えた方。ポートフォリオで一番多い銘柄は?

ポートフォリオ
ポートフォリオで一番多い銘柄は?の質問に対して多かった順番に紹介すると、「ビットコイン」が23人、「イーサリアム」が7人、「リップル」が6人、「モナコイン」が2人、「ライトコイン」1人という結果でした。

今年に入り3月頃までは40万円台を推移していたビットコイン、その4か月後には140万円台まで伸び、現在も100万円を超えた位置を推移しています。

この瞬発力・爆発力はビットコインの魅力のひとつでもあるので、納得できるアンケート結果と言えます。

草コインはギャンブル性も高すぎるので、安定したビットコインがやはり一番人気ですね。

Q9.3で「いいえ」と答えた方。今後買おうと思いますか?

今後買おうと思いますか?
今回のアンケートでは仮想通貨を保有していないと答えた方が261人いました。

その方々に、今後買おうと思うかという質問をしたところ、「買う予定はない」と答えた方が70人、「資金に余裕ができれば買う」と答えた方が104人、「世間にもっと広がれば買う」と答えた方が75人、「相場がもっと上がったら買う」と答えた方が12人でした。

資金に余裕ができれば買うと答えた方が一番多かったことから、‟仮想通貨取引を行う上である程度の資金を用意しなければいけない。“といった認識をされているのではないかと予想することができます。

Q10.9で「買う予定はない」と答えた方。それはなぜですか?

それはなぜですか?
買う予定はないと答えた方にその理由を聞いてみました。

回答の一部ではありますが見てみましょう。

価値が安定していないから。
まだ、信用性がないから
不確かなものは買わない。リスクがある。
報道などで様々な問題が報じられており投資としてはかなりリスクの高いものだと感じるから
株は紙切れになる可能性もありますが、企業によって優待サービスがあったりするので、最悪それに使ったと思えますが、仮想通貨は何も残らないから。
安全性が確立されているとは断言できないから
トラブルが多いから、リスクが高い。
やはりセキュリティーなどの不安が尽きない。慎重に慎重を重ねても損はないと思います。
度たび仮想通貨のハッキング事件が起こっているのをニュースなどで見るので抵抗があるからです。
仮想通貨が暴落して大損する可能性があるため買う予定はありません。

仮想通貨のセキュリティー面の甘さといった回答が目立つ中、続いて、リスク回避が難しい点、トラブルの報道が多いといった回答が目立ちました。

Q11.仮想通貨・ブロックチェーンは今後どうなると思いますか?

ブロックチェーンは今後どうなる?
分散型台帳技術、または、分散型ネットワークであるブロックチェーンについて、今後どうなるのかについて300人全員に伺ってみました。

「世間一般に広がる」と答えた方が95人、「廃れる」と答えた方が37人、「わからない」と答えた方が168人でした。

「わからない」と答えた方が過半数以上を占めたこのアンケート結果からは、ビットコインの中核技術を原型とするこのデータベースはまだまだ世の中に浸透していないんだなと納得させていただくことができました。

Q12.取引所を使うとしたら、なにを決め手に選びますか?

なにを決め手に選びますか?
300人全員に、取引所を使う場合、決め手は何かについて質問してみました。

回答の一部を見てみましょう。

世間の知名度と口コミです
自分なりの取引所の信用度
信頼性と優遇サービスの有無。
手数料やリスク、安全性を決め手に選びます。
口コミなどで信頼のできるところを選びます
使いやすさや安全性です
セキュリティーがしっかりしているところ。
信頼感があり、倒産・閉鎖しそうにないところ。
金融庁認可、取引口座開設や顧客情報、社内のコンプラ、監査がきちんとされているか。
安全性が確保されているところ。手数料が少ないところ。

仮想通貨の取引所を選ぶ際は、多くの方がセキュリティーや安全面を心配していることがわかりました。

他に多く見ることができた回答には、手数料の安さやアプリの操作性などがありました。

Q13.今後、仮想通貨の値段は上がると思いますか?

仮想通貨の値段は上がると思いますか?
最後に、300人全員に仮想通貨の将来性、未来性について伺ってみました。

仮想通貨の値段が「上がる」と答えた方は71人、「下がる」と答えた方は42人、「わからない」と答えた方が173人、「オワコン」と答えた方が14人でした。

価格の上下が激しい仮想通貨。「わからない」と答えた方が一番多いのも納得できる結果といえます。

仮想通貨のアンケート:まとめ

今回は、仮想通貨の興味・関心についてのアンケートを実施し、その内容と集計結果について紹介してきました。

今回のアンケートでは、仮想通貨に興味はあっても実際に取引されている方はまだまだ少ないということが分かる調査でした。

今後は、実際に取引されている方300人に調査をして、また別のことを伺ってみたいと思います。

アンケートに答えてくれた300名の皆様、ご協力本当にありがとうございました。

また、この記事を読んでみて少しでも仮想通貨に興味が沸いた方は、当サイトで仮想通貨についてさまざまな情報を発信しているので、そちらの記事も合わせて確認してみてくださいね。